2007-01-01から1ヶ月間の記事一覧
少年検閲官 (ミステリ・フロンティア)作者: 北山猛邦出版社/メーカー: 東京創元社発売日: 2007/01/30メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 2人 クリック: 105回この商品を含むブログ (128件) を見る 何人も書物の類を所有してはならない。もしもそれらを隠…
●マンガ批評:よつばと! あずまきよひこ ついに1月が終わってしまう……。 ●星新一の巻 未来予見した 奇妙な小宇宙 アイデアの多彩さ、オチの切れ味、老若男女に読まれることを意識した描写の徹底といい、まさに神様だと思います。 ●【知はうごく】「権利者か…
第6回富士見ヤングミステリー大賞《大賞》受賞作品。 佳作受賞作が面白かったのでとても楽しみにしてたのですが……。 (以下、今にも消そうか消すまいか迷ってるくらいの駄長文です。)
麗しのシャーロットに捧ぐ―ヴァーテックテイルズ (富士見ミステリー文庫)作者: 尾関修一,山本ケイジ出版社/メーカー: 富士見書房発売日: 2007/01メディア: 文庫 クリック: 30回この商品を含むブログ (75件) を見る 第6回富士見ヤングミステリー大賞《佳作》…
●看板作品の休載と錯誤〜ローゼンメイデン休載問題についての法的考察 これはもう全面的に同意です。特に発行スパンの長い雑誌だと、目当ての作品が掲載されていないときのダメージといったら比喩でなしに泣きたくなってきますよね。 何気なしに書店に寄った…
『しおんの王』がアッちの方向に行っちゃったのにすごくビックリしました(笑)。●”文学少女”の今日のおやつ ようやく出版社の公式サイトでもプッシュされるようになりましたね(笑)。このショートショートはシリーズ未読の方でも全然問題なく読めるもので…
桜庭一樹といえば、これまでは一人称視点による独特の視点・心理描写が魅力的な作家だと思ってきました。著者の作品の中で個人的に最高傑作だと思っている『少女には向かない職業(ネタバレ書評)』は、そんな一人称視点が最大限に活用された倒叙ミステリで…
●台頭する新しい経済小説(「池井戸潤の銀行の歩き方」2007年1月25日より) 直木賞とSFとの相性の悪さは良く指摘されていますが、企業小説との相性は気にしたことがありませんでした。てなわけで直木賞のリストを見てみましたら、企業小説どころか、そもそ…
なんと、本館が更新されてます。……いや、だって平日に更新されるなんて思わないじゃないですか(笑)。サンキュー>たけい・アイヨシの書評(ネタバレ) P・K・ディック『虚空の眼』 ・アイヨシの書評(ネタバレ) P・K・ディック『アンドロイドは電気羊…
序盤はのだめと新城カズマと戯言シリーズと京極を足して6で割ったような感じ。音楽シーンはかなりリアリティがあり、トロンボーンがイロモノだとかトランペットがプライドが高いとか(参考意見byたけい)作者の実体験に基づいているのであろう、音楽経験者…
おおぶり7巻読書中。相変わらず鳥肌の立つ展開です。●『クジラの彼』『図書館危機』発売記念 有川浩サイン会 行きたいですが2/17から国外脱出なのですよ。 さて、予定どおり古野まほろ『天帝のはしたなき果実』の書評をします。
島田荘司によるミステリー執筆の指南書であり、また、島田荘司の見るミステリーの歴史書でもあります。 本書は、『創作質問会』と『講演録』の二部構成になっています。 『創作質問会』は、島田荘司のQ&A形式によるミステリーの書き方の説明です。基本的…
●遺体放置後に血縁なし判明 「事実上の父」と有罪(Sankei WEB) まあ、確かにこれで無罪ってのはないだろうと思いつつ、しかし「事実上の」とか言い出すと血縁関係があっても縁切状態なら埋葬義務は無いのか、みたいな問題も出てきかねないので手放しでは認…
プチ書評書くつもりだったのに力尽きました。でもこのニュースだけは書いとかな。 ●タカラトミー、世界初の“ツンデレ”ワンセグテレビ 最大の特徴は、音声ガイダンスによる“ツンデレ”ナビゲーションモードを搭載したこと。ツンデレとは、ツンツンした(勝ち気…
古野まほろ『天帝のはしたなき果実』読了。後日プチ書評書きます。 初読の感想は「文化系舞城王太郎」ですかねぇ。賛否両論激しい小説だと思います。 ネットをがさっと回ったところ殆ど否定的な意見でしたが(否定9:やや擁護1ぐらいの割合)、ミステリィとい…
●読売新聞の政治面コラム「ライトノベルと自衛隊」 『海の底』をライトノベルと呼ぶのは、やはり少々違和感ありますね(苦笑)。 ●理論社ミステリーYA!更新ー。 奥泉光『日本のジャズは面白い!』と大倉崇祐『落語はミステリー!?』が更新されてます。 ●ポー…
ジョイ・ノベルスの2007年1月の新刊ではありますが、そもそもの初刊は1985年(廣済堂ブルーブックス)です。少々古いものでして、当然ながら携帯電話などありゃしません。その辺りのことは頭に入れておく必要があります。 実のところ、アイヨシはトラベル・…
映画『それでもボクはやってない』(公式サイト)を観てきました。 痴漢冤罪事件、ひいては裁判そのものをテーマにした映画なのですが、とても面白かったです。 痴漢冤罪問題については、実際に被告人となった方の著書(『ぼくは痴漢じゃない!―冤罪事件643日…
空の中作者: 有川浩出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2004/10/30メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 45回この商品を含むブログ (294件) を見る 200X年、高度2万メートルで起こった二度の航空機事故。 事故原因を調査している春名高巳は、2度目の…
書評と言いますか『天帝のはしたなき果実』はいまだ未読です(笑)。 おわびといってはなんですが今後の書評予定を。 フジモリの書評 高殿円 『カーリー 〜二十一発の祝砲とプリンセスの休日〜』ファミ通文庫 吉田典生 『なぜ「できる人」は「できる人」を育…
「とにかく、われらが影の陪審はそういうことを感じているようだ――たとえ間違った評決をくだしても、刑務所で朽ち果てるのはどうせ人間ではないと。なんとかハスクを証人席にすわらせて、彼が人間とすこしも変わらず、現実にそこにいて、傷つくこともある存…
フジモリが『天帝のはしたなき果実』の書評を書いてくれないよ(´・ω・`) 【追記】書いてくれたよ♪ ●本日は本格ミステリの日です。 おめでとうございます(笑)。 ●涼宮ハルヒの判決 アホヲタ法学部生の日常さんが更新を再開なさってました。 私もときどき…
震災を題材にしたミステリと言っても寡聞にしてあまり思いつきませんが、三冊ほど。
●嶋中書店、会社解散(新文化) 1月10日付で会社解散の手続きに入った。現在、富士法律事務所(担当:鴨志田哲也弁護士=TEL03-3580-1021)に清算業務を一任している。鴨志田弁護士は「売上げ悪化により、これ以上続けても立ち行かないため」と理由を説明して…
まさに大穴。【関連】第136回芥川賞・直木賞の受賞作発表を聞いて(大森望・豊崎由美)
1995年1月17日、午前5時46分。 阪神・淡路大震災から12年が経過しました。 フジモリも当時神戸に住んでおり、震度7をまさに「体験」しました。 あの衝撃は12年経っても忘れることはできません。 震災で失われた命を悼み、あの出来事が風化しないために、し…
本日1月16日発行の東京創元社からのメルマガによれば、以前ソノラマ文庫から刊行されていた菅浩江のデビュー作『ゆらぎの森のシエラ』が創元SF文庫から今年の3月に復刊予定とのことです。古書店巡りの際には必ずチェックしていたものの未だに入手できてい…
本日放送の「リンカーン」でダウンタウンとよゐこがツンデレ喫茶に行ってました。 で、ミランカで無料配信してる「内村さまぁ〜ず」という番組でも、ウッチャンとさまぁ〜ずが同じ店(ツンデレ喫茶)に行ってました。なにこのダメシンクロ。 「内村さまぁ〜…
ミステリー作家が運営しているサイトのリンク集ってないのかな? あれば便利なのに。だったら作っちゃうか、どうせコピペするだけだし。……と思ったのですが文字通り、労多くして功少なし、な作業でした(トホホ)。 103名101サイトを著者名で50音順に並べま…
昨日アイヨシが書評した歌野晶午『密室殺人ゲーム王手飛車取り』についてフジモリなりの意見を。まさしく感想戦。【関連】 三軒茶屋別館 アイヨシのプチ書評『密室殺人ゲーム王手飛車取り』(歌野晶午/講談社ノベルス) 完全ネタバレですので未読者の方は覚…