別館号外さんちゃ0053号

台頭する新しい経済小説「池井戸潤の銀行の歩き方」2007年1月25日より)
 直木賞とSFとの相性の悪さは良く指摘されていますが、企業小説との相性は気にしたことがありませんでした。てなわけで直木賞のリストを見てみましたら、企業小説どころか、そもそも社会派の小説自体がとても少ないのですね。宮部みゆき『理由(書評)』が一番近そうですが、これも企業小説というよりは業界小説ですし。ですので、企業小説が候補になっただけでも成果というのは納得です。そう言えば、筒井康隆『大いなる助走(書評)』で主人公が落とされたのも企業小説でしたね(笑)。



理論社ミステリーYA!更新ー。
 本日1/25から綾辻行人×牧野修ナゴム・ホラー・ライフ』連載スタート。あと、昨日1/24に柳広司漱石先生の事件簿』が更新されてます。

1月26日にNHKで将棋盤駒の番組
 明日ですので一応紹介。私自身が時間がなくて見れるかどうか分かりませんが(汗)、ハチワンダイバーのそよちゃんで将棋の駒に興味が湧いた方は見るといいと思うよ(笑)。
【関連】世界でたったひとつの駒
【オマケ】井川投手のこんなにいい笑顔は初めて見たかも?(笑)

2006年を代表するバカミスはこれ。今年もバカミス大賞を選んでみました
 べ、別にmixiなんてうらやましくないんだからね! などとしょうもないツンデレはさておいて(笑)、企画自体は面白いと思うもののほとんど読んでないので評価不能です(泣)。投票方法がよく分からないのですが、順位表から最低でも63票は集まったことが推測できます。もし1人1票だったとしたらかなり母数が集まったものだと思いますが、多分そんなことはないでしょう。バカミスなんて言うと怒る人がいるかもしれませんが、決して貶してるわけではありませんし(←ここ重要)私はこういうの大好きです(笑)。