私家版2010年その他 ベスト?

 年末ですので書評サイトらしく一応2010年のベストその他なんぞを挙げてみます。ちなみに私家版ですので、刊行年数などにかかわらず私が2010年に読んだ本の中から選ばせていただきましたのであしからず(順位も付けていません)。

高慢と偏見とゾンビ

高慢と偏見とゾンビ ((二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション))

高慢と偏見とゾンビ ((二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション))

 本当に脳に蛆が湧いたとしか思えない馬鹿馬鹿しいアイデア勝負の作品なのですが、困ったことにこれが面白いのです。ぶっちゃけ、当記事は1年が終わる前にもう一度本書を紹介しようという目的が半分以上だったりします(笑)。
【関連】『高慢と偏見とゾンビ』(ジェイン・オースティン&セス・グレアム=スミス/二見文庫) - 三軒茶屋 別館

薄命少女

薄命少女 (アクションコミックス)

薄命少女 (アクションコミックス)

 余命宣告から始まる異色の4コマ漫画です。一年の終わりに紹介するような作品ではないようにも思いますが印象に残ったので。
【関連】『薄命少女』(あらい・まりこ/アクションコミックス) - 三軒茶屋 別館

3月のライオン 4

3月のライオン 4 (ヤングアニマルコミックス)

3月のライオン 4 (ヤングアニマルコミックス)

 こんな冴えないおっさんが表紙の本が大人気というのが将棋ヲタ的にとても嬉しいです。将棋漫画ブームくるよ!
【関連】『3月のライオン 4巻』将棋講座 - 三軒茶屋 別館

王狩 1

王狩(1) (イブニングKC)

王狩(1) (イブニングKC)

 今年新たに始まった将棋漫画です。ちなみに、本書の解説記事は今年私が書いた記事の中でもっとも時間をかけて書いた記事で、質も量もそれなりの内容だと自負しておりますが、アクセス的にはご覧の有様で、まあよくあることですよね(トホホ)。
【関連】『王狩1巻』将棋講座 - 三軒茶屋 別館

ライバル おれたちの真剣勝負

カドカワ学芸児童名作  ライバル  おれたちの真剣勝負

カドカワ学芸児童名作 ライバル おれたちの真剣勝負

 児童文学にも将棋ktkr。将棋漫画というのはどういうわけか主人公と両親の関係が希薄なものが多いです。その点、本書はライバル関係のみならず親子関係にまで踏み込んでいてとても興味深いです。
【関連】『ライバル おれたちの真剣勝負』(はまなかあき/角川学芸出版) - 三軒茶屋 別館


 今年は私が将棋ヲタだからということもあるのでしょうが、将棋を題材にした漫画・小説に活気が感じられる1年でした。さらに来年早々、モーニングにて南Q太が将棋を題材とした漫画『ひらけ駒』の連載が始まります*1。また、神戸新聞の将棋担当記者が書いた将棋を題材にした小説*2が第5回小説現代長編新人賞を受賞したことで話題の『盤上のアルファ』が同じく年明け早々に刊行されます。将棋ヲタ的には夢のような展開ですが、期待していいのかしら……?
【関連】私家版2008年その他 ベスト? - 三軒茶屋 別館