予期せぬジョジョネタに出会うことは最上である。予期したジョジョネタに出会うことはその次に良い。

日本人の知らない日本語

日本人の知らない日本語

蛇蔵&海野凪子『日本人の知らない日本語』読了。
日本人学校に勤める主人公と生徒の外国人たちが繰り広げる、面白おかしな日常を描いたエッセイマンガです。
普段われわれは何気なく使っている日本語ですが、外国語として学ぼうと思うとけっこう難しく、日々生徒から質問を受けています。「冷めると冷えるの違いはなに?」とか、とっさに言われてもわからないですよ、実際。
個性的な生徒たちとのやりとりも面白いですし、「日本語」について学ぶこともでき、非常に楽しめた1冊でした。
が、今回言いたいのはそこではなく、作中のコラムの一節にて。

「ESSAY 02 MANGAで日本語を覚えたら」
日本のアニメや漫画は、今や世界中でものすごい人気。ほんの数年前まで「日本人は大人も漫画雑誌を読んでいる。変だ!子供っぽい!」と言っていた外国人就学生が大多数だったのに、今では「大人」の外国人がアニメのセル画を買いに行ったり、日本語で「MANGA」を読もうとがんばって勉強したりしています。(P30)

ふむふむ、そうだよなぁ。中国では「スラムダンク」の流行からNBA選手を輩出したりしてるもんなぁ。
【ご参考】日本のアニメで中国がヤバイ 遠藤誉『中国動漫新人類』 - 三軒茶屋 別館

日本のアニメや漫画で日本語を教えるのは絵がついているのでわかりやすくていいのですが、くだけた言葉づかいが多く、メメタァとか「メギャン」とか説明するのが難しい擬音語なんかがあったりして、けっこう大変なのです……。(P30)

( ゚д゚) 
(つд⊂)ゴシゴシ 
(;゚д゚) 
(つд⊂)ゴシゴシ 
  _, ._ 
(;゚ Д゚) …?!