『さよなら絶望先生』の魅力
- 作者: 山本周五郎
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2009/02
- メディア: 文庫
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○日本人は絶望を知らない。絶望する前に諦観に入ってしまう。
○「絶望」は人間だけが持つことのできる黄金である。同じ意味で「酒」とよく似ている。
○人間は「絶望」し絶望から抜け出るたびに高められる。
○絶望は毒の如く甘い。
(『小説の効用・青べか日記』所収「断片――昭和二十五年のメモより」p81より)
何だか『さよなら絶望先生』のことを言ってるみたいで、クスリというかニヤリというか、ニャマリ*2としてしまいました。その名の通りにネガティブ思考全開で後ろ向きな漫画なのに、現在16巻まで刊行されてアニメ化もされ、ラジオはいまだに絶好調な絶望先生の魅力を端的に表している一節だと思ったので紹介させていただきました。
- 作者: 久米田康治
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/09/16
- メディア: コミック
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