8月に読んだ本まとめ

今月は忙しくあっという間に9月中旬に突入。隙を見てジョジョASBをやっていますがけっこう面白いです。
ネット上ではいろいろと叩かれていますがヌルゲーマーのフジモリにはちょうど良い感じ。オンライン対戦ではボコボコニされていますがなにせ自分の手で原作を再現できるというのがたまらないです。
というわけで遅くなりましたが8月の読書まとめ。



2013年8月の読書メーター
読んだ本の数:14冊
読んだページ数:2357ページ
ナイス数:83ナイス

日本人の知らない日本語4  海外編日本人の知らない日本語4 海外編感想
相変わらずの安定感。今回は海外編ということで「ためになる日本語薀蓄」というより「世界の日本好きサン」という色が強かった。その国を知るには言葉から、という言葉を実践するがごとく日本語を勉強する各国の方々に感心と妙な誇らしさを覚えます。
読了日:8月2日 著者:蛇蔵,海野凪子



ONE PIECE 71 (ジャンプコミックス)ONE PIECE 71 (ジャンプコミックス)感想
混乱と混沌のドレスローザ編。相変わらず、単行本で一気読みしてようやく全体像が把握できる内容だが、これだけわんさかキャラクタを登場・退場させ、仲間たちが分散し場面場面が切り替わり、政府やドフラミンゴ、海軍やルフィ、ローなどの思惑が入り乱れる展開は初めてでやや疲れてしまう。このドレスローザ編が一つの山場なのだろうが、きちんと読者にカタルシスを与えながら風呂敷をたたんでほしいなぁ。
読了日:8月4日 著者:尾田栄一郎



ワンパンマン 4 (ジャンプコミックス)ワンパンマン 4 (ジャンプコミックス)感想
相変わらずの圧倒的画力とサイタマ先生の圧倒的すっとぼけのギャップにはまってしまう。物語的にもちょっとずつ進んできているし、個人的にはもっと注目されても良いマンガだと思う。
読了日:8月6日 著者:村田雄介



モコと歪んだ殺人鬼ども 1 (フラッパーコミックス)モコと歪んだ殺人鬼ども 1 (フラッパーコミックス)感想
キャッチーな絵で描かれた『多重人格探偵サイコ』とでも言おうか。猟奇な殺人をする猟奇な殺人鬼たちを見た目ロリな天才刑事とそのお世話をする堅物刑事のコンビが追い詰めるといういかにもな内容だが、こういうジャンルは好物ですので楽しく読めました。
読了日:8月8日 著者:反転邪郎



モコと歪んだ殺人鬼ども 2 (フラッパーコミックス)モコと歪んだ殺人鬼ども 2 (フラッパーコミックス)感想
1巻2巻一気読み。主人公に深く関係する殺人鬼の親玉が登場し、だんだん話が大きくなってきました。読んでいてどことなく懐かしさを覚えるのはこういうジャンルが流行ったのが結構昔だったからかな。「『沙粧妙子最後の事件』とか好きだったなぁ」などと思わず懐古してしまった。
読了日:8月8日 著者:反転邪郎



イエスタデイをうたって 9 (ヤングジャンプコミックス)イエスタデイをうたって 9 (ヤングジャンプコミックス)感想
付き合ったら付き合ったでどんどんどんどんこじれていく後ろ向き恋愛マンガ最新刊。この組み合わせ、誰も幸せになれない匂いがぷんぷんする。そして相変わらず榀子の言動にモヤモヤイライラすることよ。こういうリアルな女性の心理の機微を描くのが非常に巧いので引き込まれてしまう。来年も新刊出してください。。。
読了日:8月17日 著者:冬目景



七つの大罪(4) (少年マガジンコミックス)七つの大罪(4) (少年マガジンコミックス)感想
バンvsキング、そしてギーラ戦決着。外伝含めて人物の背景に厚みが出て、主人公たちの苦戦の理由も明かされる。おまけに敵の真相も垣間見え、この巻で一気に世界が広がった感があります。次巻が楽しみ。
読了日:8月17日 著者:鈴木央



タケヲちゃん物怪録 4 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
タケヲちゃん物怪録 4 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)感想
帰ってきたタケヲちゃんということで再び日常に戻りつつ、相変わらずのツンデレの宝石箱でほほえましい笑いが漏れてしまう。ツンが厳しいほどデレの破壊力は高いなぁ。なんというか落語の人情噺を聞いているようで笑いながらもうるっとしてしまった。そして最後にびっくり。まさかこうくるかー。
読了日:8月17日 著者:とよ田みのる



ヒストリエ 7 (アフタヌーンKC)ヒストリエ 7 (アフタヌーンKC)感想
再読。8巻の予習ばっちり。
読了日:8月24日 著者:岩明均



聖☆おにいさん(9) (モーニングKC)聖☆おにいさん(9) (モーニングKC)感想
今回はどの回も外れなく面白かった。まさに高値安定。いずれはイエスiPhone持つのかなぁ、でもどうするんだろうなあ、と思ったら、そんな回避方法が!(笑)最近は聖うんちくネタに作中のキャラネタをかぶせてくるので笑いに幅が広がった気がします。かなり笑えた。
読了日:8月24日 著者:中村光



こたつやみかん(1) (アフタヌーンKC)こたつやみかん(1) (アフタヌーンKC)感想
面白い!無口な地味っ娘と才色兼備の転校生女子が「落語」を通じてつながりあう青春コメディなのですが、同じ趣味を分かち合うサークル漫画でもあり、初心者向けの落語漫画でもあり、地味で無口な主人公が成長する青春ものでもあり、いろいろな面白さが詰まっていながらも、絵柄や物語の進め方がシンプルで非常に読みやすい。いち落語ファンだった主人公が自ら落語を演るようになる、「受け手」から「発し手」への心の変化が非常に妙味深く、楽しめた。
読了日:8月24日 著者:秋山はる



ヒストリエ(8) (アフタヌーンKC)ヒストリエ(8) (アフタヌーンKC)感想
2年ぶりの新刊。完結できるのか心配になるペースだが、今回も内容は折り紙つき。最強軍アテネとの戦いから敗走途中での蛮族強襲戦とまさにみっちりと詰め込まれた巻。エウメネスは戦の中で才能の片りんを披露しているが、まだまだこれからという感じ。次も2年後かなぁ。かなぁ。
読了日:8月25日 著者:岩明均



こたつやみかん(2) (アフタヌーンKC)こたつやみかん(2) (アフタヌーンKC)感想
落研サークル青春コメディとでもいいましょうか。この巻も面白かったです。新キャラが増えましたが、一人は落語を全く知らないど素人、一人は落語が非常にうまいけど落語を好きじゃないというひねくれ天才キャラと非常にわかりやすいです。キャラの幅がすなわち落語というジャンルの面白さを伝える広がりとして見せているのがgood。演じる落語のストーリーを簡単に漫画で説明しているのもわかりやすくてよいです。
読了日:8月25日 著者:秋山はる



青空エール 13 (マーガレットコミックス)青空エール 13 (マーガレットコミックス)感想
ついに全道大会。前巻でお互いの「好き」がつながりあった翼と大介。二人のどっちが先に全国に行けるのか、という展開かと思いきや、さらに厳しい試練を与えることよ。乱高下が激しく読んでいるこっちが胃がきりきりする展開ですが、それでも二人の「まっすぐ」に救われます。全国に出れても出れなくても、二人が幸せになってほしいです。
読了日:8月25日 著者:河原和音

読書メーター



ヒストリエ』『聖おにいさん』はさすがの安定度。そして『こたつやみかん』は意外な掘り出し物でした。(書評はこちら。http://d.hatena.ne.jp/sangencyaya/20130831/1377959722
9月はいろいろと大作が控えていますのでなんとかゲームと読書の両立をがんばるです。(←仕事は?)