号外さんちゃ0259号
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。
さて、2007年の総括や今年の抱負といったのはフジモリに任せておくとしまして(笑)、アイヨシは相も変わらず気になったネタについての駄文なんかをつらつらと。
年が明けて清く正しい書評サイターが真っ先に行うべきは、51年前に亡くなった作家の確認、すなわち今年新たに著作権が切れた作家の確認です。新年に相応しい明るい話題です(笑)。
(ちなみに、去年もやってます・笑)
青空文庫では、神西清、久生十蘭、小林一三、吉田甲子太郎、牧野富太郎、犬田卯、兼常清佐、前田河広一郎、羽志主水といった作家の作品がさっそくアップされています。さすがです。この中ですと、ミステリ読みとしましては何といっても久生十蘭の名前が目に付きます。今後の青空文庫の活動に期待です。
【関連】
・切れ - くうざん本を見る(2008年で著作権が切れた作家一覧)
徳富蘇峰は私でも聞いたことのある名前なので要チェックですね。
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ラノベのビッグタイトル『涼宮ハルヒの驚愕』は2008年初春に刊行予定とのことです。延期の理由がいったい何だったのかは気になるところですが、ファンとしてまずは嬉しいニュースです。もっとも、個人的には『七姫物語』第五章4月刊行予定!の情報の方が気になりますけどね(笑)。
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真部一男九段追悼特集ということで『将棋世界 2008年2月号』を買いました。4二角の周辺の話も載っていますので、興味のある方はぜひチェックを。
また、p210から4ページにわたって、話題になった第57回NHK杯将棋トーナメント羽生×中川戦の中川七段の自戦記『終わった局面から』が掲載されています。ありえない逆転劇を食らった中川大輔七段が将棋連盟理事の責務として涙の自戦記を記す。ということで、これまた興味のある方はぜひチェックを。途中、千日手模様になったのですが、その打開を巡っての心理面が後の逆転劇の伏線になってたのかなぁ、と読んでて思いました。
ほかにも、竜王戦の観戦記や先崎学八段と内藤大輔(WBC世界フライ級チャンピオン)の対談などの記事も載っていますので、興味のある方はぜひ本誌のチェックを。
- 出版社/メーカー: 日本将棋連盟
- 発売日: 2007/12/28
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