『續 さすらいエマノン』

積読本でしたがようやく読了。
読む、というより鑑賞するという感覚に近いですね。鶴田謙二の絵を甘受できるという喜びをかみしめながら読み進めました。
空を飛び続ける鳥がひととき羽根を休めるように、永遠を生きるエマノンもまたひとときだけ人間らしい生活をする儚さ。鶴田謙二の絵と相俟って非常に幻想的な作品です。