2013年12月に読んだマンガまとめ

2013年もたくさんの漫画を読みました。御馳走様です。
毎月恒例の読書メーターまとめです。



2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:22冊
読んだページ数:3686ページ
ナイス数:116ナイス

血界戦線 8 ─幻界病棟ライゼズ─ (ジャンプコミックス)血界戦線 8 ─幻界病棟ライゼズ─ (ジャンプコミックス)感想
毎回毎回一歩間違うと世界滅亡するようなピンチにさらされながらも軽いノリとシリアスなバトルで軽やかなステップを踏むかのようにあっさりと世界を救ってしまう。この世界観やノリは大好物です。
読了日:12月8日 著者:内藤泰弘



ワンパンマン 5 (ジャンプコミックス)ワンパンマン 5 (ジャンプコミックス)感想
表紙誰?と思ったら新キャラだったのね。しかし、実力はないけどヒーローの心を持つ無免ライダーと実力はあるがヒーローの心を持たないサイタマ。二人の出会いが物語の流れを大きく変える巻でした。
読了日:12月8日 著者:村田雄介



九泉之島(2)<完> (アフタヌーンKC)九泉之島(2)<完> (アフタヌーンKC)感想
完結しちゃいましたかー。まあ、謎も伏線もひととおり回収されたのでばっさりした打ち切りな感じはしなくてよかったです。しかし気持ちいいぐらい読後にはちちしりふとももしか残りません(笑)
読了日:12月13日 著者:東田裕介



漫喫漫玉日記 深夜便 (ビームコミックス)漫喫漫玉日記 深夜便 (ビームコミックス)感想
50歳かぁ。思えば遠くに来たものだ。淡々と、まさに淡々と日常を切り取りながらもペーソスあふれる「作品」と化してしまう。昔から老成された雰囲気の漫画を描いている作者だったが、実年齢も追いついてさらに深みが増した感じ。何とも言えない雰囲気。そしてそれがよい。
読了日:12月13日 著者:桜玉吉



LES MISERABLES 1 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)LES MISERABLES 1 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)感想
ダークファンタジー『ダレン・ジャン』のコミカライズ作者が挑んだ作品は、これまたあまりにも大きな作品『レ・ミゼラブル』。ミュージカルや映画でしか知らない作品だが、登場人物の背景や内面を深く描き、その苦悩を荒々しく描けている。これはしっかりと完結させてあげたい作品だと思う。
読了日:12月13日 著者:新井隆広



ちはやふる(23) (Be・Loveコミックス)ちはやふる(23) (Be・Loveコミックス)感想
名人挑戦権、決着。この巻は次の名人戦のタメなのかなぁと思ったが、ラブ方面で大きな動きがあったり名人の強さの秘密に迫ったり、しっかり読ませてくれます。
読了日:12月16日 著者:末次由紀
国家の猫ムラヤマ(1) (ヤングチャンピオン・コミックス) (ヤングチャンピオンコミックス)国家の猫ムラヤマ(1) (ヤングチャンピオン・コミックス) (ヤングチャンピオンコミックス)感想
風化上等!とばかりに時事ネタをこれでもかと詰め込んだ風刺マンガ。風刺というより全方向にケンカ売っている読んで痛快爽快な漫画です。攻めてるなぁ。
読了日:12月16日 著者:カレー沢薫



七つの大罪(6) (少年マガジンコミックス)七つの大罪(6) (少年マガジンコミックス)感想
バトル多めだがテンポよく過去話や謎を絡めながら進んだ感があります。敵や味方や味方になる敵やら入り混じって面白くなってきました。
読了日:12月19日 著者:鈴木央



ワールドトリガー 1 (ジャンプコミックス)ワールドトリガー 1 (ジャンプコミックス)感想
本誌連載が軌道に乗ってきたので満を持して購入。序盤からしっかりと世界観が確立していて面白い。
読了日:12月19日 著者:葦原大介
ワールドトリガー 2 (ジャンプコミックス)ワールドトリガー 2 (ジャンプコミックス)感想
登場人物も増え、物語が動き出しました。「組織」がしっかり描かれているところに好感が持てます。
読了日:12月19日 著者:葦原大介
ワールドトリガー 3 (ジャンプコミックス)ワールドトリガー 3 (ジャンプコミックス)感想
本誌連載でかなりテンション上がった遊真争奪戦がいよいよ開始。迅さんかっこいいです。
読了日:12月19日 著者:葦原大介



ハチワンダイバー 31 (ヤングジャンプコミックス)ハチワンダイバー 31 (ヤングジャンプコミックス)感想
読む側のテンションもmaxにさせる名人そよ戦決着。・・・しかしサブタイトル「好きな胸」の誤字はどうかと思うよ。駒、の間違いですよね?(胸マンガだから実は合っている可能性が微レ存)
読了日:12月19日 著者:柴田ヨクサル



イノサン 3 (ヤングジャンプコミックス)イノサン 3 (ヤングジャンプコミックス)感想
死刑を後の世に残さないための処刑。壮絶な処刑を経て、シャルルが成長していく様子は凄艶で美しい。そしてこのクオリティの絵柄が毎週掲載されていることもまた凄まじい。
読了日:12月21日 著者:坂本眞一



げんしけん 二代目の六(15) (アフタヌーンKC)げんしけん 二代目の六(15) (アフタヌーンKC)感想
モテ期斑目と人間関係が入り乱れた現視研の大混戦コミケ編。しかし斑目がモテる相手が、「日本のオタク、スバラシーデス!」な金髪美女や「オタクという異世界を逆に新鮮に感じる」ギャル、そして「ヘタレ大好物な」腐男子と、見事に「オタクであること」がモテる要因となっていることが巧いです。そして斑目が誰にも好意のリプライを返せなさそうなヘタレ展開が予想されてまたなんとも痛痒い読後感。
読了日:12月21日 著者:木尾士目



ワカコ酒 2 (ゼノンコミックス)ワカコ酒 2 (ゼノンコミックス)感想
2巻も絶好調。サンマ、金目、焼き牡蠣、銀杏、生ハム、コーンバター・・・今回もお酒とおつまみサイコー!な巻でした。あえて苦言を呈するなら、γ-GTP大丈夫かな?というぐらいです(笑)
読了日:12月21日 著者:新久千映
大砲とスタンプ(3) (モーニングKC)大砲とスタンプ(3) (モーニングKC)感想
マンガはあくまでフィクションだとは思いながら、なんとも現実が芸術を追い抜いて行くことよ。戦況はますます悪化し、どんどんきな臭くなっていきながらもあくまで兵站軍を主軸に据えた物語なところが小気味よい。でも靴擦れ戦線読んでるので最後全滅も頭をよぎってしまうんだよなぁ。。。
読了日:12月28日 著者:速水螺旋人



余命¥20,000,000-(1) (KCx ITAN)余命¥20,000,000-(1) (KCx ITAN)感想
絶賛ひきこもり中の草間さんと社会に何とか食らいつこうとする宇奈月君のふんわりゆるゆるとした日々のお話。ひきこもりでい続けるのも再就職に落ち続けながら踏ん張って社会生活送るのもしんどいんだけど、あえてライトに描いているところが良いかな。それでも宇奈月君側の人間としては草間さんの生活にあこがれてしまうことも事実なわけで。
読了日:12月28日 著者:草野佑



青空エール 14 (マーガレットコミックス)青空エール 14 (マーガレットコミックス)感想
つばさにしても大介にしても、はたまた周りのみんなも、目標があってそこに向けて全力で走っているからこそ、衝突するし、お互いを認め合うし、そして何があっても前を向いている輝きがあるのだと思う。そしてこの巻はこれまで以上に二人が接近していてキュンキュンきちゃいました。
読了日:12月28日 著者:河原和音



ハイスコアガール (5) (ビッグガンガンコミックススーパー)ハイスコアガール (5) (ビッグガンガンコミックススーパー)感想
小春の報われないオーラ全開の巻だったなぁ。大野さんの過去話が絶妙に入り、対決は次巻に持ち越し。しかしながら、「何のためにゲームをするのか?」というこの作品のテーマがうすぼんやりと出てきた感がある。そして少年たちが否応なしに「子供でいられないこと」といううねりに飲み込まれている様子もまた切ない。
読了日:12月28日 著者:押切蓮介



ZUCCA×ZUCA(6) (モーニングKCDX)ZUCCA×ZUCA(6) (モーニングKCDX)感想
はじめてこのマンガが1000円することに気付いた。銀英伝ネタは思わず笑ってしまった。そしてヅカにはまるミナモトさんは読んでほっこりした。ヅカオタではないが、「ヅカの世界にようこそ」と思わず声をかけたくなってしまう。
読了日:12月28日 著者:はるな檸檬



それでも町は廻っている 12 (ヤングキングコミックス)それでも町は廻っている 12 (ヤングキングコミックス)感想
最終巻、ではなく、これまでと同じ歩鳥と仲間たちの少し不思議な日常の巻。SFチックだったり、ミステリチックだったりといつもながらのクオリティです。紺さんとミュージシャンの回がよかったです。あこがれの世界が現実と地続きであることを知った紺さんがおなじように学校で手の届かないところから一段降りるというオチにうまくつながっています。
読了日:12月28日 著者:石黒正数



WORKING!! (12) (ヤングガンガンコミックス)WORKING!! (12) (ヤングガンガンコミックス)感想
殺す気か!もうニヤニヤニヤニヤしっぱなしです。片方はくっつくし、片方はお互い想ってるのにくっつかないし、あーもうニヤけ殺す気か!
読了日:12月28日 著者:高津カリノ




読書メーター



私家版ベスト10にランクインした『イノサン』『ワカコ酒』の最新刊も発行されましたが、高値安定でよかったです。
あとは『ワールドトリガー』に地味に嵌まりだしてきました。
ちなみに、昨年購読した漫画は193冊。うち、新規は2割ぐらい。まあまあです。
今年もまた、たくさんの漫画に出会えますように。