「JOJOraDIO」イベントスペシャルに行ってきました。

 演者の熱い演技と原作を想像以上に忠実に再現した、まさに制作者いうところの「ジョジョっぽい」ではなく「ジョジョそのもの」であったアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」。
 アニメの放映は終わりましたが、毎週webにて「JOJOraDIO」という番組が放映され、声優やスタッフがアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」に対して熱い思いを語っております。
 その「JOJOraDIO」の公開録音イベントに参加してきましたので、簡単ですがレポートを。少しでも現地の熱狂を伝えられればと思っています。

チケットッ!

 当日のチケットは一般販売に加え、DVD4巻に同封された「優先販売申込券」による先行販売がありました。
「行きたいと思ったときにすでに行動は終わっているんだ!」とばかりにDVD4巻を即予約。抽選を通るまでドキドキでしたが、無事、チケットをゲットしました。

ジョジョの奇妙な冒険 Vol.4 (紙製スリムジャケット仕様)(初回限定版) [DVD]

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会場ッ!

 そして6/23イベント当日。
 場所は市川市文化会館とやや遠いところでした。行きがけに「JOJOraDIO」(ツェペリ役の塩屋翼がゲスト)を聞きながら最寄り駅に到着。
 会場までてくてく歩いていくと、なんとファミレスの「ジョナサン」がッ!

 こいつはグレートですよーとばかりに写真を思わず撮ってしまいました。
 着いたのがぎりぎりだったため物販は後回しにし、入場列に並びます。
 前日、別のイベントで心ないファンが刃物を持って乱入した、という事件を受けて会場では緊急に荷物検査を。
 しかしながらさすがジョジョファンは紳士の集い。長蛇の列にみんな文句も言わず、続々と会場入りしていきます。

 ちなみに、男女比は4:6ぐらい。ジョジョ展と同じく若い男女が非常に多かったです。
 そして男性陣はフジモリ含め色とりどりのジョジョTシャツ。女性陣はジョジョストッキングが多かったです。

イベントッ!


 満員の会場を包む熱気。いよいよ、イベントの開始です。
 司会の紹介で声優たちが舞台に上がります。歓声が上がります。
 今回のゲストは、ジョナサン・ジョースター役の興津和幸エリナ・ジョースター役の川澄綾子スピードワゴン役の上田耀司、ジョセフ・ジョースター役の杉田智和、シーザー・ツェペリ役の佐藤拓也と非常に豪華なメンバー。
 まず、司会者がそれぞれの衣装のコンセプトについて聞きます。
興津→紳士たるものネクタイは必須、ということでラフなシャツとズボンにネクタイ。
杉田→「やっと着ることができました」とジョジョT。
上田→スピードワゴンにちなんでハットを。しかもめでたいイベントということで紅白。
川澄→左足は「ゴゴゴゴゴ」右足にはシーザーが描かれたジョジョストッキング。シーザー役の佐藤が「かわいいよ、セニョリータ」と間髪入れず名ゼリフをはさんできます。
佐藤→シーザーを意識した配色の上下。そしてシーザーと同じ指ぬき手袋と一番気合いが入っていました。
 そして、いよいよ公開録音に入ります。

公開録音ッ!

 聞きなれたテーマソングが流れ、「JOJOraDIOッ!」と上田耀司さんのナレーションが。
 昼の部は第一部中心に、過去の「JOJOraDIO」で出た名ゼリフや出演者から出演者たちへの質問コーナー、そして第3話の生コメンタリーなど盛りだくさんの収録でした。
 話題になっていたのは、ディオ役の子安武人さんがジョナサン役の興津さんに早々に放った「きみがジョナサン役の興津クンか。・・・仲良くしないから」という一言や、エリナ役の川澄さんが興津さんに「みんなが言いたい台詞を言えるんだからね」と与えたプレッシャーなど、収録の様子がかいまみえて非常におもしろかったです。
 司会の上田耀司さんもうまく場を回して、なんというか「場慣れしてきたなあ」などと失礼ながらも思ってしまいました(笑)。

ゲーム対決ッ!

 公開録音も終わり、次のコーナーは8/29に発売されるPS3ソフト「ジョジョの奇妙な冒険 オールスターバトル」の対戦コーナー。
 実際のゲーム画面を見るのは初めてなので、会場のテンションも貧民街時代に戻ったかのような高い精神テンションでした。
 自分が演じたキャラ、興津さんはジョナサンを、杉田さんはジョセフを選び対戦開始。
 必殺技出し放題のモードだったので派手な演出が飛び交う飛び交う。技が決まるたびに会場から歓声があがり、ジョセフが例のポーズで「逃げる」と大きな笑いが。
 制作陣がこだわって作っているだけあって、観るだけで面白いというスゴい出来でした。
 おまけに、杉田さんから「全キャラ分、「お前は○○と言う!」を収録したので台詞収録に3日かかった」との発言が。期待ッ!せずにはいられないッ!!
 対戦の方は一撃のダメージが重いジョナサンと飛び道具やトリッキーな技が多いジョセフという原作通りの構図。1勝1敗の攻防のち、やはり飛び道具があると有利なのでしょうか、ジョセフが勝利しました。
 ゲーム対決をしただけなのに会場は異様な盛り上がり。会場一体となったジョジョ熱を感じました。

生アフレコッ!

 次のコーナーは、実際のアニメのシーンに出演者たちが生で声を当てる生アフレコ。
 船上でのジョナサンとエリナの語らい、ジョセフとシーザーの邂逅と、まさにアニメそのものの場面(当たり前ですが)が展開され、声優たちの演技にグッとい引き込まれました。ジョジョゲーのためにPS3を買う予定なのですが、あわせてブルーレイも買いたいなぁ、などと思ってしまいました。

ライブッ!

 イベントを締めくくるのは富永TOMMY弘明による「ジョジョ その血の運命」の生ライブ。
 これまた、生は非常に迫力あります。
 最後のロングシャウトもパワフルに歌い、思わず「すごいなぁ」と声が漏れてしまいました。

イベント終了ッ!

 これにて、昼の部は終了、ということで出演者たちの再度の紹介があり、ひときわ大きい拍手の中、イベントは終了。
 最後に興津さんと会場の全員で、
「ふるえるぞッ!」「ハートッ!」
「燃え尽きるほどッ!」「ヒートッ!」
「刻むぞッ!」「血液のビートっ」
「「サンライトイエローオーバードライブッッッ!!」」
とまさに会場が一体となった掛け合いのシャウトを。この日一番の興奮でした。
 出演者たちが舞台から退場した後、「スピードワゴンはクールに去るぜ」の名ゼリフが流れ、会場は暗転。
 そして「ラウンダバウト」が流れ出します。「おお、わかってるなぁ」と会場から自然と手拍子が。
 1時間半、まさにキングクリムゾンに時を飛ばされたかのごとくあっという間に終わり、観客には「満足」という「結果」だけが残りました。

物販ッ!

 そして最後に物販コーナーを。
 お布施代わりに今回のプログラムを購入。Tシャツは2部が売り切れで、まだ夜の部あるけど大丈夫かなぁなどと思わず心配してしまいました。



 これだけ大きなライブ型のジョジョイベントは実は初めてなのではと思いますが、観客も、そして出演者やスタッフも「ジョジョ愛」に満ちたまさに「会場が一体となった」イベントでした。
 昨年開催された「ジョジョ展」とは違った意味でジョジョにとって記念すべきイベントだったのではと思います。
 できれば夜の部も行きたかったのですがフジモリ的に「フジモリが2回行くのではなく別のジョジョファンが1回行けるチャンスを増やしたい」とNO断念ではなく断念。
 次はいつになるかはわかりませんが、またこういうイベントを開催してほしいと思いますし、その際は是非とも行きたいなぁと思ってます。
 次は3部アニメのイベントかな!
【ご参考】サイト管理人 JOJOraDIOイベントスペシャルに行くJOJO.com)