ライトノベル読みは6月の創元推理/SF文庫に注目すればいいと思うよ。

 東京創元社のサイトからライトノベル読みの方向けの小ネタを3つほどご紹介。

その1

理由(わけ)あって冬に出る (創元推理文庫)

理由(わけ)あって冬に出る (創元推理文庫)

 6月30日に『理由あって冬に出る』の続編、『さよならの次にくる〈卒業式編〉』が刊行されます。前作はライトノベル読みの方にも注目されて、それなりに好評だったみたいですので、興味のある方は読めばいいと思うよ。
【参考】『理由あって冬に出る』(似鳥鶏/創元推理文庫) - 三軒茶屋 別館

その2

 6月30日に太田忠司の少年探偵・狩野俊介シリーズ第一弾『月光亭事件』が刊行されます。徳間文庫から刊行されてたものの復刊ということになりますが、本書の装画を”文学少女”シリーズなどでお馴染みの竹岡美穂が担当しています。なので、ライトノベル読みの方は表紙買いすればいいと思うよ。

その3

 6月30日に田中芳樹銀河英雄伝説』シリーズの完結編となる外伝5『黄金の翼』が刊行されます。待望の新作!では残念ながらありませんが(笑)、「黄金の翼」を含む5短篇に加え、田中芳樹ロングインタビュー「『銀河英雄伝説』のつくりかた」が収録されています。『銀河英雄伝説』は徳間ノベルスで全巻持ってる、という方にとっては、本書を入手することによって未収録の短篇をすべて補完することができます。なので、銀英伝ファンは是が非でも買えばいいと思うよ。