号外さんちゃ0290号

 新年明けましておめでとうございます。
 昨年は書評とかネタ記事ばかりで雑談や気になった記事の紹介などはしなくなってしまったのですが、今年はどうしたもんでしょうね? まあ、おいおい考えながら今年も適当にやってきますので何卒お見捨てなきようお願いします(ペコリ)。
 さて、毎年の恒例行事といえば、新たに著作権が切れた作家の確認です。まさに新年に相応しい作業だといえるでしょう(笑)。さっそくWikipedia1958年に死去した人物を見てみましたところ、さしあたり徳永直はその昔聞いたことがある名前ですね(笑)。年明けを受けて、青空文庫ではさっそく著作権が切れた作品の公開が始まっています。
 思えば、昨年は青空文庫の可能性に遅まきながら気付いた一年でした。青空文庫で読む将棋文学小説の映像化についてあれこれ青空文庫で読む探偵小説論夢野久作が挿絵と闘った話などは、おかげ様でほとんど元手をかけることなく書けて、それでいて多くの方に読んでもらえた人気記事です。青空文庫は先人の知恵の宝庫にして温故知新の意味を心底から実感できる場所です。これからもさらに積極的に利用していきたいと思いますので、青空文庫の関係者の方々にも是非頑張って頂きたいです。
 そんなこんなで今年もよろしくお願いします。



 まったりとネットサーフィンしてたらどれみっちの穴というサイトさんが萌え絵で読む虚航船団という無謀な企画に挑戦しているのを発見したのでご紹介ー。どこまで続けられるのかは分かりませんが、第1章までは何とか完結していただけるよう草葉の陰からひっそりと楽しみにさせていただきます。
【参考】アイヨシの本館書評 『虚航船団』(筒井康隆/新潮文庫)
虚航船団 (新潮文庫)

虚航船団 (新潮文庫)