号外さんちゃ0235号

 今日は、竜王戦第二局の一日目でした。独特の序盤感覚で知られる挑戦者佐藤二冠の作戦に注目が集まりましたが、後手番一手損角換わり向かい飛車です。何を言ってるのか分からない方も多いかと思われますが、私自身何を言ってるのか分かりません(笑)。説明するといろいろと理外なことが多いのですが、よくよく考えると理にかなってるような気もしてきたので滅多なことは言えません(笑)。その後、渡辺竜王は角交換の結果としての銀上がりを手得として活かすべく銀冠に。対する佐藤二冠は穴熊にもぐりました。穴熊は将棋において最も堅い囲いではありますが、角交換の将棋では、駒が玉側に偏りすぎているため角打ちの隙ができやすく指し難いというのが一般的な見方だと思います。もっとも、後手番だから無理に動かなくてもいいや、という考え方もありますが、どうやら佐藤二冠が積極的に動く展開もありそうです。それはそれで穴熊らしいとも言えますが。とにもかくにも、二日目の大決戦が楽しみです。



 黄金の羊毛亭さんの心臓と左手の感想内で私のプチ書評を紹介していただいてます。どうもありがとうございます。『罠の名前』につきましては引き続き情報を募集しておりますので心当たりのある方はぜひお教え頂ければ幸いです(ペコリ)。
 それはそれとして、叙述トリックとアンフェアについては私も気になる論点です。私自身はメタ視点との絡みで叙述トリックは考察対象として抱えてますが、叙述トリックとアンフェアについては、成立してればいいや、というか面白ければいいや、くらいにしか恥ずかしながら今まで考えたことはありません。とても興味がありますので激しく期待しております(笑)。
 ということで、私なりの考えをまとめる上での私的メモを別記事↓の駄文にて。