マンガナツ100コメント(その6)

漫画ナツ100(フジモリ@三軒茶屋の場合) - 三軒茶屋 別館
ナツが終わりそうですが続いてます。
コメントその6です。
<ギャンブル系>
60)ノーマーク爆牌党/片山まさゆき
「爆牌」という武器を持つ悪魔的な強さを誇る「天才」爆岡弾十郎に「努力する凡人」鉄壁保が立ち向かう麻雀マンガ。
個人的には麻雀マンガの最高峰だと思っている。闘牌シーンは非常に手に汗握り、特に8巻〜9巻の決勝戦は数ある麻雀マンガの中でもフジモリは一番好き。
61)打姫オバカミーコ/片山まさゆき
オバカな女流雀士丘葉ミーコとその師匠がともに成長していく麻雀マンガ。
初心者にやさしい麻雀マンガ。毎回毎回非常にためになるレクチャーで、「ルールは覚えたけど、どうやったら強くなれるの?」という方にオススメのマンガ。
62)理想雀士ドトッパー/片山まさゆき
「怒涛のトップ=ドトッパー」を名乗る「運を操る」理想雀士と、彼にその才能を認められた新人プロ・瓦鳩之介と柊雹平を中心に描く麻雀マンガ。
「運の波」をオカルトを用いずに説明する「イケテル」「ヤバゾー」の概念が秀逸。
63)ぎゅわんぶらあ自己中心派/片山まさゆき
賭け麻雀による収入だけで生活している主人公・持杉ドラ夫と、彼を倒そうと次々と襲い掛かるおかしな雀士たちが繰り広げるギャグ麻雀マンガ。
時事ネタをふんだんに取り込んでいるので今読むと懐かしいが、これを読んで麻雀に興味を持った人は数知れず、という金字塔的マンガ。
64)兎/伊藤誠
いじめられっこの高校生・武田俊が高校生代打ち集団「ZOO」に入り、裏社会で戦いながら麻雀を通して成長していく麻雀マンガ。
登場人物全てが特殊能力を持っている、いわば麻雀を舞台にした異能力バトルマンガ。「配牌ドラアンコ!」みたいな、ゲームのように現実離れした麻雀をリアルな絵で描くところが逆に面白い。
65)アカギ/福本伸行
「伝説の雀士」赤木しげるが主人公の麻雀マンガ。
心理描写が細かく、ギャンブルの「駆け引き」を最大限に楽しめる。浦部戦の裸単騎のエピソードは最高。
66)銀と金/福本伸行
「銀王」と呼ばれる男・平井銀二と、彼に見出された「銀を超える金と呼ばれる人間になりたい」という男・森田鉄雄を中心にした裏社会での戦いを描いたマンガ。
ギャンブルだけではなく政治や殺人鬼との攻防など様々な「駆け引き」が楽しめる。個人的にはポーカー編が白眉。
67)天/福本伸行
「理」以外で麻雀を打つ男・天が主人公の麻雀マンガ。
「理」によって麻雀を打つひろゆきが「月光・雷電(=解説)役」として良い味出してる。変則勝ち抜けルールの麻雀が駆け引きの妙を一層白熱させる。
68)バード/青山広美
最強の麻雀打ち・蛇に対抗するために雇われたのは天才マジシャン・バード!蛇の魔技・「自動卓天和」を倒せるか!?
最近では「ギャンブルフィッシュ」の原作としても有名な作者の代表作。「イカサマ」を純粋に極めた対決は麻雀を知らない人でも手に汗握る。