別館号外さんちゃ0187号

アイヨシの過去のネタに回答しときましょうか。



別館号外さんちゃ0184号 - 三軒茶屋 別館

 書店で『BSアニメ夜話 Vol.05クレヨンしんちゃん嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲』をパラパラと立ち読みしたのですが、最後のしんちゃんが傷つきながら走り続けるシーンについての解説に、アニメ『時かけ』と共通したものを感じました。買おうと思ったのですが、このためだけに1500円を払うほどの思い入れはなかったのでやめました。誰かアイヨシに代わって説明してくれればよいと思うよ(笑)。

こちらで『時かけ』と『オトナ帝国の逆襲』の親和性をきっちり説明してますです。
輝く未来の必要性について―『時をかける少女』を再度観て。 - 荻上式BLOG
夏にはタイムリープがよく似合う。



別館号外さんちゃ0183号 - 三軒茶屋 別館
OKwaveより

「本の名前」
前に読んだ小説で
そこの店の料理を食べると悪い物が取れる(肺だったらタバコのやにの
塊がグゥエッと)って感じの短編の入ったのを読んだんですがタイトルが思い出せないので教えてください。
表紙はうさんくさい中華風の男が描いてありました

モメントオー
ドーカアワテないでくだサイ*1
8/2のJOJO芸人にあわせて本日夜あたりにつかえるジョジョ語アップしますです。



別館号外さんちゃ0186号 - 三軒茶屋 別館

フジモリは、この前アイヨシに語ったジョジョ論を急いで書くべきだと思います(笑)。

フジモリが先日アイヨシに語ったジョジョ論とは、
・「ジョジョの奇妙な冒険」はそれまでのインフレバトルマンガに対するアンチテーゼである。
・これは「主人公の怒りのパワーで勝つ」に対する「主人公の知恵で勝つ」というパターンに代表される。
・この関係は「太陽」に対する「月」のようなものであり、「主流」があってこそこの「異端」が輝く。
・第三部で承太郎がディオに勝利した理由は「てめーはおれを怒らせた」*2。これまで「知恵」で勝ってきた物語が「怒り」で勝つことにより、読者に「逆に」爽快感を与えている。
・しかしながら現在は主人公が知恵で勝つ「ジョジョ」系異能力者バトルが増え(これは、「ジョジョ」に影響された子供が大人になって漫画家や小説家になったからである。いわばジョジョチルドレン)、「異端」が「主流」になっている。
 てな感じでした。この辺の話はきちんとまとめます。
で、「さて次の企画は」では

ジョジョの奇妙な冒険は、シリーズを並べていけばいくほど、争われる場所と抗争が小さくなっていくのがよく分かる。

とありますが、第4部では杜王市だったのに第5部ではイタリア、第6部ではグリーンドルフィン刑務所だったのが第7部ではアメリカ大陸と別に場所が小さくなっているわけではないと思いますし、
http://manganohi.jp/2007/07/6315.html荒木飛呂彦

“トーナメントもの”はストーリーとしてやばくないかって思っていたんです。

 というように、第2部で「究極生物」を描いて以降、ジョジョの奇妙な冒険は「人類」対「人外」の戦いから「人間」対「人間」の異能力者同士バトルにシフトしてます。「超能力バトル」とひとくくりにしていますが第2部までと第3部以降には明確な違いもありますし、若干突っ込みどころが多い論説かな、と思います。
 まあ誰か突っ込んでくれると思いますのでフジモリがこれ以上筆を進めることはないと思います。

*1:トニオ、33巻、p24

*2:28巻、p167