別館号外さんちゃ0125号

 ミステリと将棋のファンである私のような人間にとって、坂口安吾は頻繁に名前を見かける人物です。時間があるときには、青空文庫でちょくちょく小説やらエッセイを読んだりしています。その中に、『探偵小説とは』というのがあります。普通は、探偵小説も推理小説本格ミステリも同じような意味の言葉として用いられていますが、このエッセイでは推理小説と探偵小説とが違うものとして扱われています。私などは面白いなぁと思うわけですが、ミステリに興味のない方が読んじゃうと混乱するかもしれません。でも、用語論・定義論を説明したり理解するためにはこういうところから始めるのがいいのかも? と思ったので自分メモ。



理論社ミステリーYA!更新ー。
 大倉崇裕『落語はミステリー!?』(最終回)が更新されてますー。

海に流しぬいとすこしを−ここは桃色書店…じゃない。
 何がエロかの基準は人それぞれなのは良いとしても、こういう感覚で成人コミックの規制とかを論じている人がいるかもしれないと思うと嫌ですね。個人的にあまりエロ漫画に興味がないからといってその規制論に無関心でいると後で恐ろしいことになる可能性があるなぁ、と思いました。考えさせられます。『表現の自由』は大事だという大原則を忘れないようにしたいものです。それにしても、自分なんかまだまだ全然って思ってても世間的には多分きっと私はオタクってことになるんでしょうねぇ。ま、いいけど。