別館号外さんちゃ0093号

 Amazonで本を注文しようと思ってるのですが、今のままだと送料がかかってしまいます。502円以上できるだけ安く、でオススメの本がありましたら教えていただけないでしょうか?(笑)



 青空文庫で、『レ・ミゼラブル』の公開されています。もっとも、ヴィクトル・ユゴーの没年は1885年ですから、ユゴーというよりは訳者である豊島与志雄(→Wikipedia)の著作権が切れたから(1955年6月18日没)というのが正確なところです。それにしてもこれだけの大作をテキストに起こす作業は、想像するだけでも気が遠くなってしまいます。日頃から誤字脱字の多い私には到底できない作業です(笑)。昔の翻訳ですし読みにくさは当然ありますが、とにもかくにもこの大作が青空文庫化されたということに意義があると思います。
 ちなみにこの『レ・ミゼラブル』。個人的には、シェイクスピアヴェニスの商人』、ドストエフスキー『罪と罰(書評)』と並ぶ法学部生必読の文学作品だと思っています(笑)。ま、読み始めたら普通に入り込んじゃう作品ですけどね。

ボンクラのキワモノマニアはいかにして「『アリス・ミラー城』殺人事件」の仕掛けに完敗したのか(藤岡真先生への返答)
 何でもかんでも裏をかけば良いというものではなくて、くると分かっていても打てない藤川球児のストレートみたいな魅力を持った作品だってあるはずだし、そうした面白さを噛みしめるのも読書の楽しみ方のひとつだと思うけどなぁ、てなことを考えました(ナンノコッチャ)。

 幸いにも覚えていられたので(笑)、NHK−FMで本日pm:10:00-10:50放送のFMシアター『772条の家族』は聴いてみたいと思います。
【関連】民法772条についての私的まとめ
【追記】聴きました。そりゃないよ。私としては、人間ドラマに興味がないとはいいませんが、どのような解決がなされるのかが興味の中心でした。それがあれじゃ、772条をテーマにした意味がないじゃないですか。がっかりしました。