号外さんちゃ1051号@アイヨシ

 竜王戦第二局は挑戦者の佐藤棋聖の勝利ー。これで挑戦者の2−0となったわけですが、今期の佐藤棋聖の強さは別格ですね。
 将棋の内容については、まったく分かりません(苦笑)。解説が名局と言ってるのですから名局なのでしょう。実際、どこが勝因でどこが敗因なのか、序盤はどこまでが構想だったのか、中盤はどちらかが作戦勝ちしていたのか、などなど、具体的な指し手を見ても謎な手がたくさんありますし、早く週刊将棋などの専門誌に触れてみたいところです。
 ちなみに、本局で佐藤棋聖が採用したゴキゲン中飛車の序盤について、遠山四段が自身のブログでちょこっと解説されています(→こちら)ので参考までに。現代将棋の戦形・戦法は拡散傾向にあって、ぼんやりしてるとすぐに分からなくなってしまいますから、プロ棋士にこうしてフォローして貰えるととても有難く思います。富山で遠山流……。ごめんなさい忘れて下さい(笑)。
[追記]
 本局についての若手棋士での検討の様子が遠山四段のブログで述べられています。さらにさらに、渡辺竜王自身のブログで本局の要点について解説がなされ、遠山四段のブログでの疑問点についても説明がなされています。好局だったとはいえ敗戦直後の辛い心境で凹んでいてもおかしくないはずなのに、ファンの目に触れる形で即座に本局について振り返ってくれる渡辺竜王のプロ根性には脱帽です。今期勝ちまくっている佐藤棋聖が相手で0−2は確かに厳しいですが、本局の内容でしたら将棋ファン的には次局がものすごく楽しみですので是非ともがんばっって欲しいです。

●少年犯罪の実名報道紙・誌 図書館協会「原則公開」へ
 『図書館内乱』(←ネタバレ書評)絡みの時事ネタなのでメモメモ。時事ネタは常に社会の変化に応じて変動するので、まとめ記事を書くタイミングが非常に難しいのですよ(←さぼってる言い訳)。……書評は今度の三連休で書くことにします(最近、疲れがとれなくて……)。