号外さんちゃ1023号@アイヨシ

 ただいま、『邪魅の雫』を少しずつ読んでるところ(現在p208辺り)ですが、冒頭の、

 私が世界に向けて投げ掛けた言葉は、思念は、実は誰にも届いていなかったのだから。私は、私に向けて叫んでいただけなのである。私はただ自分の真ん中で、自分にしか聞こえない声で、わあわあ喚いていただけなのだ。
 滑稽だ。
(p10より)

 を読んで、ひーとみーをとーじてー♪ と思ったのは多分アイヨシだけじゃないはずです(笑)。
 それにしても、厚さはともかく重さが堪えます。電車の中で片手でつり革持ちながらだとちょっとした筋トレですよ(苦笑)。
 先行予約特典の『講談社ノベルス京極夏彦全作品解説書』は、書店によっては無料配布してたりしてるところもあるみたいですね。しょせんは無料サービスなのでそんなたいしたことが書いてあるわけではないですが、京極堂シリーズの事件が時系列で整理されてる年表がついてたのが嬉しかったです。

Yahoo!ブックスインタビュー 宮部みゆき
 『名もない毒』についてのインタビューです。前作の『誰か』は正直ちょっと苦手なタイプだったのですが、こっちはちょっと面白そうな感じがします。