号外さんちゃ951号@フジモリ

 というわけで2歳新馬戦がスタートしました。
 昨年に引き続き身内でPOGをやっております。
 今年のフジモリの指名馬をご紹介。

<牡馬>

1番指名 アドマイヤミリオン(父ウォーエンブレム×母プリマ)

 非常に意外な1位指名になりました。
 父ウォーエンブレムは競馬好きな方にはいろいろな意味で有名なのですが、知らない方に少し説明を。
 米国生まれで13戦7勝。ケンタッキーダービープリークネスS(ともにG1)を制し2002年エクリプス賞3歳牡馬チャンピオンに選ばれるなど優秀な成績をおさめ引退。約20億円で種牡馬として輸入されました。
 しかしこの馬、栗毛の小柄な牝馬にしか興味を示さないという非常に偏った性癖があり、なんと初年度の交配は7頭。そのうち受胎できたのが4頭と種牡馬として非常に厳しいスタートをきりました。(そう考えるとどんな牝馬とでも交配できるサンデーサイレンスは偉大でしたねぇ…)
 というわけで非常に数少ないウォーエンブレム産駒なのですが、馬体が非常に良く、母父がサンデーサイレンスなので血統的にも走りそうなので指名しました。
 とはいってもおさえ程度だったんですが、上位指名馬が他の人にとられてしまいましたのですよ(泣)。
 
2番指名 トーセンキャプテン(父ジャングルポケット×母サンデーピクニック

 ジャングルポケットは現役時代から大好きな馬です。
 トニービンの後継種牡馬はこの馬しかいません。東京競馬場との相性はばっちりでしょう。母父サンデーサイレンスにも相性がよさそうなので、ダービー目指して頑張って欲しいです。

3番指名 アドマイヤデューク(父アドマイヤコジーン×母ベリーローズ)

 POGは来年有馬記念までありますが、フジモリたちのルールでは3ヵ月ごとに区間賞があります。
 したがってクラシックを意識して遅いデビューの馬ばかりでは不利なので、仕上がりの早く短距離向けの血統で小銭を稼げる(失礼)この馬を指名。
 ・・・って、早速今日の京都で走って2着でした。微妙。

4番指名 ローズプレステージ(父ダンスインザダーク×母ロゼカラー)

 薔薇一族が今年もフジモリに回ってきました(笑)。
 昨年のトゥーダーローズ、一昨年のローゼンクロイツと、堅実に走る血統です。
 今年の父はダンスインザダークなのでデビューは遅そうですが、頑張って欲しいです。

牝馬

1番指名 ザレマ(父ダンスインザダーク×母シェンク)

 マルカシェンクの妹。
 兄は骨折さえなければ現世代最強になったかもしれない馬なので、妹に期待。
 兄の無念を妹が晴らす!(ちょっと違う気がする)

2番指名 ファーストチェア(父ジャングルポケット×母マイケイティーズ

 アドマイヤムーンの妹。ジャングルポケット産駒で良さ気な馬は牝馬が多く、迷いました。
 アドマイヤムーンがちょっと距離適性が短めでしたのでジャングルポケットの血でクラシックを目指して欲しいです。
 兄の(以下略)
 
3番指名 ジャングルバード(父ジャングルポケット×母マンファス

 キングカメハメハの妹。兄も府中の鬼なら父も府中の鬼。兄と父で府中のGIを4勝。
 オークスを獲るために生まれてきたような娘です。

4番指名 エイシンイチリン(父フジキセキ×母ロビースレインボウ)

 コスモサンビームの妹。
 フジキセキ産駒はダートや短距離が得意かと思いましたが最近は満遍なく勝ち上がってます。
 この馬も阪神JF桜花賞狙いで頑張って欲しいです。


 と、まあまあバランスよく取れましたが、本当に獲りたかったアドマイヤオーラアドマイヤジャパンの弟)やエアシャムス(エアメサイヤの弟)、ハイペリオンもといアステリオンライラプスの妹)など確実に走りそうな馬が取れなかったのが心残り。
 あと、昨年ブレークしたアグネスタキオン産駒やフロフネ産駒が獲れなかったことも心残りと、よくよく考えると不安な選択です(笑)。
 まあ、牡馬牝馬ともにあと1頭追加指名できるので(フジモリたちのローカルルール)、そこで補填します。

 ともあれ、新馬たちの熱い戦いが始まりますので、ポストサンデーサイレンスを争う種牡馬戦線含め、楽しみに見ていきたいと思います。
 ご来訪の皆様も、注目の馬がいればゲストブックなどでお教えいただけたら幸いです。