号外さんちゃ915号@アイヨシ

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 うわー。これはやばそうな気がするんだけど、どうでしょう?

第16回世界コンピュータ将棋選手権でボナンザが優勝
 人間対コンピュータの行方ばかりが注目されがちな昨今ですが、COM対COMも白熱した面白い戦いとなりました。
 優勝したボナンザフリーソフトでありながら、並居る強豪市販ソフトを押しのけての優勝。
 しかも、他の強豪ソフトは良く分からないけどでっかくて凄そうなコンピュータを使ってるのに、ボナンザときたらノートパソコンに卓上小型扇風機といったおしゃれなスタイルでの登場(笑)。しかも指し手が独創的で、角の価値を勘違いしてるんじゃないかという大胆な角切り(ありえねー!)を披露して客席の度肝を抜きまくりです。それで勝っちゃうんだから盛り上がりまくりですよ。
 ちなみに、2位は同率でKCCとYSSですが、KCCは商品名:銀星将棋で北朝鮮からの出場、YSSは商品名:AI将棋です。注目の激指は5位と振るわず、来年の大会のシード権を失うことになりました。コンピュータ将棋も群雄割拠ということですね。
 で、そのあと行なわれたエキシビジョンマッチ、ボナンザ対加藤アマ名人は持ち時間15分という短時間の勝負なのでCOM有利かなと思ったのですが、結果はアマ名人の完勝。人間の面目は保たれました(笑)。後手番となった加藤アマ名人は近年流行している一手損角換わりを採用。まだ定跡化されていないだけに、現時点では対COM戦法として有効と判断されてのことだと思いますが、序盤から見事な差し回しで圧倒。話題的には人間が負けた方が良かったのかもしれませんが(笑)、そう簡単に負けちゃっても詰まらないですしね。いずれにしろ、次の大会はもっと盛り上がることでしょう。