山西正則『放課後!ダンジョン高校』コミックリュウ

ただいまPS3「ドラゴンズクライン」を絶賛プレイ中のフジモリですが、実は「ダンジョン」と聞くと「ダンジョンズ&ドラゴンズ」を思い浮かべる派です。(←派?)
『放課後!ダンジョン高校』はタイトルの通り、ハイスクール+ダンジョンもの。

四国沖の太平洋に浮かぶ孤島・ゲンゴロウ島にある弾正高校…
なんとそこは、校内で古代遺跡が発掘され、未知の財宝が眠り巨大生物が闊歩する、とんでもないトコロだった!
(公式HPあらすじより)

ダンジョンを潜るゲームといえば古くはウィザードリィ、最近では世界樹の迷宮がメジャーどころですが、ダンジョンの面白さは先が全くわからない「なにが出てくるんだろう」という「ドキドキ感」と、その奥に眠る財宝という「ワクワク感」です。ちなみにフジモリは財宝よりアイテムに惹かれます。マジックアイテムフェチ。
本作もダンジョンの奥に眠るお宝を求め、構内にダンジョンがある「弾正高校」に一攫千金を夢見る有象無象が集まります。
ところが主人公・宇佐見ヨウイチは悪友に無理矢理つれてこられたヘタレ男子。そんな初期ステータス低そうな彼が地元のチート少女(義足)や学園のアイドル(ビキニアーマー)とパーティを組み、ダンジョンに向かっていきます。
正直、1巻ではほとんどダンジョンに潜らず、世界観の説明や人間関係の構築に筆が割かれています。実際の冒険は乞う、次巻というところですが、こういうファンタジーもの(冒険もの)では欠かせないパーティ結成やダンジョンをはじめとした世界観の説明などをしっかりと描いているところに好感が持てます。
フジモリ的にタイトルだけで「表紙買い待ったなし!」な作品でしたが、内容もしっかりと面白かったです。
次巻からの冒険をしっかり楽しみたいです。
【公式HP】放課後!ダンジョン高校