書評 『これであなたもアクセスアップ! 書評ブログのための7つの習慣』(民明書房)


http://airbook.jp/AirSIN/28518
 民明書房『これであなたもアクセスアップ! 書評ブログのための7つの習慣』読了。
 本書は、レビューサイトというニッチな市場のさらにニッチなブログを運営している著者が、いかにアクセスアップしてアフィ稼いでウマーとなったかという自慢話とコツっぽいものがそれっぽく書かれています。
 最初の章は「ブログはタイトルが9割」というどこかで聞いたような章題。
 「釣りタイトルさえあればどんなに中身がスカスカでもアクセスはアップする。いや、むしろ中身がスカスカなほうが炎上ブクマがついてさらにアクセスがアップする」という内容が実例を持って書かれています。いや、実例を持って実践するのはいいけど、「なぜ『ONE PIECE』は魚人島編から失速したか?」っていう釣りタイトル記事はさすがに酷いなぁと思いましたよ。
 「タイトルにエロワードを入れればアクセス数は7倍になってアクセスウマー」とか「タイトルに『○○のための5つの○○」とかライフハックっぽく数字を入れればそれだけでアクセスウマー」とか、まあ普通のブログでは常識的な話かもしれませんがそのメソッドを書評ブログに取り込んで実際にアクセスアップしていった経過がなかなか面白かったです。
 次の章は、「ブログはキャラづけが9割」というどこかで聞いたような章題。
 著者は「固定読者を手っ取り早く獲得するためにはブログと管理人それぞれにキャラ付けが必須」と語ります。
 実際、自身のブログを「スパッツ好きの書評ブログ」とキャラ付けしあらゆる小説やマンガのスパッツ登場シーンを執拗に解説することで同士のアクセスを集めるその姿はキモいを通り越してキモかったです。
 その次の章は「ブクマはコネが9割」というどこかで聞いたような(以下略)。
 コネを使って2、3のブクマ→「セルクマ」でホッテントリ入り→「ツッコミブクマ」「炎上ブクマ」でさらにアクセスアップ→ウマーの一連の流れはまるで鉄拳の10連コンボを見ているかのような鮮やかさでした。
 さらにアクセスアップ後に大量に信者を獲得したあとは「今日サバを食べました」の記事ですら大量のブクマがつくという無双ぶり。本書を読んだブロガー予備軍の方々が「あ、これならオレもアルファブロガーになれるかも」と勘違いすること請け合いの内容でした。
 このあと、「ブログは客寄せ記事が9割」とか「ブログはコメント欄が9割」と続きますが、これ以上中身を思いつくのがめんどくさいのでこれ以上は読者が実際に読んで確かめていただきたいので詳細は伏せておきます。アクセスアップにつながる秘訣を自らの経験を交え惜しみなく紹介しており、雑誌の後表紙で札束風呂に入っているうさんくさい広告を読むかのような印象を受けました。アクセスアップを目指す書評ブログの管理人にとってはいろいろな意味で参考になるのではと思いました。



 というわけで恒例のこれを。