号外さんちゃ0224号

古野まほろ『天帝の愛でたまう孤島』読了。やはり１作目で相当読者選んじゃってる気がします。もったいない。
米澤穂信『インシテミル』と同じく、『そして誰もいなくなった』『十角館の殺人』を読んできた「ボクら」が居るこの現代でクローズド・サークルものを行うには？と問い掛ける、あえて名づけるのならば「現代本格」とでも言うべき作品でした。他の人の評価は分かりませんが、フジモリは面白かったと思います。近いうちにプチ書評をあげますが、先述した『インシテミル』、西尾維新『きみとぼくの壊れた世界』などと対比してみたくなりました。

---

●『このライトノベルがすごい！2008』アンケート
毎年このアンケート答えていましたが、今年は断念。なにせシリーズもの含めても１０冊ぐらいしか読んでいないもので。
面白かった『ミミズクと夜の王』『彼女はＱ』はアイヨシの書評がきっかけでしたし、最近はこちらの方面のアンテナの精度が低いようです。昨年は順位予想とかやりましたが今年は無理そうですねえ。。。