別館号外さんちゃ0028号@アイヨシ

 2006年もあとわずかとなりました。早いところでは、来年1月発売の電撃文庫の新刊がもう手に入るみたいですね。早売りってレベルじゃ(略)。
 昔は、年末に実家に帰るので更新はこれが最後です、てなことを書いてました。しかし、今じゃ実家でもネットに接続できますし、しかもこうしてブログ化もしましたので、どこでも更新できちゃいます。時代も変わりましたね(笑)。



【HR】 忠臣蔵を何度も見る日本人(MORI LOG ACADEMY)

その小説が、どんなジャンルなのか、何が起こるのか、純文学なのか、SFなのか、まったくわからない状態で読む方が、きっと意外性があるだろうけれど、そこまでは求めない。ミステリィ的オチがあって、最後には納得させてくれる物語が読みたい。これは、忠臣蔵を何度も見たい心理とそんなに違わないと僕には思えるのだが、いかがか。

 それは確かにそう思います。意外なオチがあるというお約束は、実は意外じゃないわけですが、それでもなお意外なものが読みたいという、始末に負えない衝動をミステリ読みは抱えているわけです(笑)。新刊のたびに密室トリックを生み出している著者の言葉だけに説得力もひとしおです。
 他ジャンルの作品を読んだときに予期せぬミステリ的な要素・展開に出会ったりするとすごく得した気分になるのはその延長線上のものなのでしょうね。



 罰ゲーム書評本リクエストの際に教えてもらった本のプチ書評をば。