号外さんちゃ922号@アイヨシ

 一応うちは書評がメインのサイトだと思うので、本日は第6回本格ミステリ大賞(→受賞者記者会見のレポ)の小説部門が『容疑者Xの献身』に、評論・研究部門が『ニッポン硬貨の謎』に決定したことについて何か語るべきなのかもしれませんが、そういう空気の読めない私は名人戦第三局二日目の結果が気になって仕方がありません。

 ってゆーか谷川九段が勝ちました。やったよタニー(笑)。相矢倉は比較的先手が勝ちやすいとされているとはいえ、相手は矢倉戦を大の得意としていて、鉄板の受けが持ち味の森内名人。その森内名人を相手にして、金損の猛攻が上手くいくのか見ていて不安でしたが、見事に押し切りました。
 アイヨシの棋力でどうこういっても仕方がないのですが、森内名人に悪手らしい悪手があったとは現時点では思えません。挑戦者の持ち味が十分に出た名局だったと思います。
 これで森内名人の2−1。三局終わって3−0だとほぼ決まりとなるところでしたが、2−1ならまだまだこれからで、勝負の行方も全然分かりません。そうした意味でとても大きな一勝なのは間違いありません。次局がとても楽しみになりました。

●[http://www.sf-fantasy.com/magazine/bookreview/060501.shtml:title=レム氏追悼ブックレビュー[前半] 『ソラリス』を中心に]
 『ソラリスの陽のもとに』はホントに傑作なので、未読の方はぜひぜひご一読を。

生原稿流出 物故作家ならどうする?
 財産権に人格権、研究の自由といったたくさんの法的問題が生原稿にはあるということで、とても興味深いと思いました。

【 オープン懸賞の告示廃止 】
 『クイズミリオネア』の特番で賞金額が増えたりするんでしょうか?(笑)