『オレなんかが親になって大丈夫か?』

どこの本屋に行ってもなかったのでしかたなくアマゾンさんで購入。
数年前の自分に「カラスヤサトシが育児エッセイマンガを描くってよ!」と言っても絶対信じてもらえなかっただろうなぁ。
この作品に至る『結婚しないと思ってた〜オタクがDQNな恋をした!〜』は「リア充爆発しろ!」な先入観から未読だったが、本作のさらなる意外性(彼女どころか子どもですよ!)につられ、購入。
布おむつと紙おむつのどちらが蒸れるか炎天下の中腕に巻いて歩いたり、ベビーカーをうまく押せないので夜中に練習するなど、ちょっと変でちょっとネガティブなところはいつものカラスヤ節だが、彼の思いのベクトルが子どもに向けられているという点でこれまでとはまた違った趣がありました。
吉田戦車『まんが親』もそうだけど、男性視点の子育てエッセイマンガはジャンルとしてはまだまだ新鮮で面白かったです。