号外さんちゃ0233号

 毎年恒例、神田神保町の古本フェスティバルに行ってきました。私はこのお祭りの東京創元社のブースが大好きです(笑)。思わぬ大収穫にホクホクです。

書名 著者 表示価格 買った値段
ドラキュラ紀元 キム・ニューマン 1200 200
ドラキュラ戦記 キム・ニューマン 1060 200
ドラキュラ崩御 キム・ニューマン 1100 200
ジョーンズの世界 P・K・ディック 620 200
ザップ・ガン P・K・ディック 580 200
タイタンのゲーム・プレイヤー P・K・ディック 600 200
アルベマス P・K・ディック 730 200
怪奇クラブ アーサー・マッケン 700 200
泣き声は聞こえない シーリア・フレムリン 560 200
禁じられた惑星 ロバート・シルヴァーバーグ 620 200
ブラック・クリスマス トーマス・アルトマン 800 200
思考する物語 森下一仁 2000 500

 ありがとう東京創元社(笑)。特に、ドラキュラ三部作を自己所有できたのはとても嬉しいです。ディックの入手困難本が4冊も手に入りました。『禁じられた惑星』は、最近読んだ本との兼ね合いで読みたいなぁと思ってたらすぐに買えちゃうんですから、まさに運が良かったとしかいいようがありません。
 こういう本(ゾッキ本でいいのかな?)を買う機会がもっとあればいいのにな、と思います。



龍田節万歳!〜楽しめる基本書「会社法大要」 - アニメキャラが行列を作る法律相談所withアホヲタ元法学部生の日常
 これは面白い。面白いですが、学部の試験とかでこの通りの論証をする勇気は私にはありません(笑)。

http://semiprivate.cool.ne.jp/blog/archives/000718.html
 私のハチワン記事を紹介していただいているということもあってご紹介ー(笑)。総論よりも各論の方が面白くて説得力があるというのはままありますよね。ということで、とても頷ける点の多い記事です。
 マニアック作家・作品となると、競艇や書道などを題材にしている河合克敏がパッと思いつきます。あの人もなかなか巧みだと思います。
 マニアックにこだわることによって生まれる効用として、テニプリみたいにテニス漫画からバトル漫画へとシフトすることなく当初の題材をきちんと描くことができるというのはあるでしょう(それが必ずしもプラスに働くとは限らないでしょうが)。つまりそれが「マニアックなやりたいこと」という戦略は、断固動かさないということなのだと思います。