号外さんちゃ0220号
アイヨシの記事、三人称視点の語り手は誰?・仮説:メタ=メタフィクション+超虚構他を、物語三昧〜できればより深く物語を楽しむためにさんに紹介していただきました。どうもありがとうございます。
視点とメタのテーマはまだまだ追求中です。現在行なってますP・K・ディック『学校を出よう!』シリーズ特集もその一環です。
また、現在マイテーマとなっているのが笠井潔『天啓の宴』(創元推理文庫)です。この本、いわゆるメタ小説なのですが、本書内において、「(作品から)作者を消す」という試みが検討されています。実に興味深いです。近日中に紹介予定です。
- 作者: 笠井潔
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2007/07
- メディア: 文庫
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アイヨシの記事、プチ書評『振飛車殺人事件』を、詰将棋おもちゃ箱さんに紹介していただきました。どうもありがとうございます。紹介していただいたからというのもあるのですが、将棋ネタはこちらが思っている以上にアクセスがあってバカになりません。これからも将棋ネタは定期的に取り上げていきたいです。
ちなみに私の知る限りで、詰将棋がもっとも直接的に扱われている小説に竹本健治『将棋殺人事件』(創元推理文庫)があります。この本、タイトルが『詰将棋殺人事件』の間違いじゃないかというくらいに詰将棋にこだわってまして、普通の指し将棋をイメージして買うとちょっとガッカリするほどです(笑)。『囲碁殺人事件』『トランプ殺人事件』などとともに竹本健治”ゲーム三部作”のなかの一冊として知られている本ですが、こちらも機会があったらいずれ紹介したいと思います。
- 作者: 竹本健治
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2004/05/31
- メディア: 文庫
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さよなら絶望放送の第6回のタイトルが「ずっとお部屋で暮らしてる」だったのにニヤリとさせられました。元ネタはシャーリイ・ジャクスンの『ずっとお城で暮らしてる(プチ書評)』ですが、内容的にも小森霧役の声優さんがゲストの回にピッタリだと思います。なかなかやりますね(笑)。