根岸S&京都牝馬S予想

 もう2月ですか。前回「来週で1月おわり」とか変なこといってました。反省。
根岸S
アドマイヤスバル
タイセイアトム
ワイルドワンダー
 東京ダートに相性が良く、フェブラリーS出走に向け負けられないアドマイヤスバルを本命。
 前走快勝したが人気薄が予想されるタイセイアトムを対抗。
 実績上位だが久々のワイルドワンダーはおさえまで。
■京都牝馬
ブルーメンブラット
アドマイヤキッス
▲ランペイア
 上り調子のブルーメンブラットが本命。実績上位だがいまいち勝ちきれないアドマイヤキッスは対抗。
 京都に相性の良いランペイアを穴に抜擢。
予想の調子も上げて今年初G1のフェブラリーSを的中させたいところ。

説もなにも

http://d.hatena.ne.jp/kaien/20080202/p2
 説もなにも、コミックス1巻に、

作者が世界名作劇場を好き過ぎてアニメーターを目指したせいか、気がつくととんでもない不幸な少年に。
もちろん今後も幸せになる予定はない。(しばらくは……)
ちなみにこの漫画が一話完結形式のお笑い漫画なのに連続性を持たせているのも、世界名作劇場の「そういう感じ」がスキだからである。
(『ハヤテのごとく! 1巻』p183より)

って書いてありますから自明のことですけどね(笑)。

ハヤテのごとく! 1 (少年サンデーコミックス)

ハヤテのごとく! 1 (少年サンデーコミックス)

将棋世界の話題とか。

 将棋本オールタイムベストテンは2月29日まで。みなさん振るって参加しましょう。
(ちなみに、私のオールタイムベストテンはこちらです。)



 本日23:00放送のhttp://www.tbs.co.jp/radio/format/shima.htmlのゲストは中井広恵女流六段です。興味のある方は是非。

 『将棋世界』2008年3月号はお買い得だと思います。

プレイバック2007

 現役棋士が選ぶ2007年の年間対局トップ10の発表です。ランキングを見ますと、将棋の内容もさることながら、ドラマ性もかなり重視されているようです。また、終盤に逆転劇があった将棋も多数ランクインしてます。終盤は答えは一つのはずなのに手の可能性は無限に近くなるという将棋というゲームの特性の表れだと思います。内容面では、やはり3位の王座戦第3局久保×羽生がダントツでしょう。6位の幻の4二角はいろんな意味で記憶に残ります。単純に手の厳しさという点だけみても凄まじいですしね。解説付きの棋譜も別頁にちゃんと載ってますので、雪の日に並べてみるのも乙なものだと思います。

羽生善治二冠インタビュー 混迷の時代を往く

 最速1000勝達成記念のインタビューです。羽生善治の言葉は後のいろんなところ(ハチワンの解説とか・笑)で使えますから要チェックです。特に印象に残るのは、今の将棋を楽しむための鑑賞のポイントは? と訊かれての羽生の答えです。

「実は、将棋はねじり合いが基本なんですよ。局面が進んでいくと、だいたいねじり合いみたいなものになるんです。だから直線的な感覚で見るのではなくて、歪んだ空間を見るような感覚で見ると楽しいかな、と思います」
(本書p55より)

 歪んだ感覚??? そんなの考えたことありません。熟考してみます。
 他にも、羽生1000勝を記念しての企画がたくさん入ってますので、大記録のメモリアルという意味でお買い求めをオススメします(笑)。

渡辺明竜王インタビュー 永世竜王を目指す

 竜王防衛で4連覇を果たした渡辺竜王へのインタビューです。一局一局の解説などは専門誌のみならずブログなどでもチェックできますが、7番勝負全体を俯瞰しての流れとかはこういう企画じゃないと把握できないと思います。

イメージと読みの将棋観

 将棋本オールタイムベストテンですが、連載中の企画もありならこれをランクインさせるべきでした。失敗です(苦笑)。テーマ2で取り上げられているのは櫛田流と呼ばれる居飛穴対四間飛車の対抗系です。ものぐさ将棋観戦ブログさんで紹介されることが多い形なので私の記憶にも残っています。居飛穴有利の意見が大勢を占めるのかと思いきや、居飛穴党の筆頭とでもいうべき渡辺竜王がこの形の後手番を意外に高く評価しているのが印象的でした。あと、テーマ3の千日手の現行ルールについての各棋士の見解は千日手問題を考える上で絶対に押さえておかなければいけないと思います。
 ぜんぶ紹介してるときりがないのでこれくらいでやめにしますが(笑)、今月号は非常に濃い内容だと思います。そうそう。最後にもうひとつだけ。名局セレクションで遠山四段が紹介している佐藤(天)×長岡戦は押さえておきたいです。なぜなら、初手▲7六歩に対して△3二飛!

 A級順位戦木村×久保戦でも出た形ですが初見では意味不明です。乱戦歓迎で何が何でも石田流を目指す意味があるらしいですが、力勝負の将棋とはいえ少しでも解説が欲しいところなので、今回のセレクションは個人的にはとても助かりました(笑)。