『イエスタディをうたって』10巻

15年!思えば遠くに来たもんだ。
しかし登場人物たちは三歩進んで四歩さがり、同じところをぐるぐる。
昔はリクオたちに自身を重ねて煩悶煩悶してたもんですが、今ではむしろこの面倒くささがほほえましく感じます。
描いていることは全く変わっていないのでやはり読み手が年を取ってリクオたちを遥か彼方に追い抜いて行ったんだろうなぁ。
達観して「別にこのままうだうだしててもいいんじゃね?」と思うようになってきた。若いっていいよね。(親目線)