10月に読んだマンガまとめ

いよいよあと2か月で2013年も終わり。2013年私家版ベスト10マンガの枠も徐々に埋まりつつあります。
2013年10月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:2364ページ
ナイス数:104ナイス




純潔のマリア (3) (アフタヌーン)
純潔のマリア (3) (アフタヌーン)感想
無事完結。魔女狩りというどう転んでも陰鬱になるテーマをなんとか無事に着陸させた感があるが、最後が幸せならそれでよし、な、お話でした。
読了日:10月9日 著者:石川雅之



十 ~忍法魔界転生~(3) (ヤングマガジンコミックス)十 ~忍法魔界転生~(3) (ヤングマガジンコミックス)感想
真打登場!じっくりたっぷり物語を描いているのですごく好感が持てます。次巻が楽しみだー。
読了日:10月9日 著者:せがわまさき



ツール・ド・本屋さん 2 大泉洋さんに夢中編/島根編 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)ツール・ド・本屋さん 2 大泉洋さんに夢中編/島根編 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)感想
全国の本屋さんを自転車やカブで回る体験ルポ漫画。1巻に比べ人間的に成長したのか?内容も読みやすく、面白さが上がった気がする。旅は人を成長させるというのは本当かも。
読了日:10月9日 著者:横山裕二



重版出来! 2 (ビッグコミックス)重版出来! 2 (ビッグコミックス)感想
絵柄が崩れているのが気になるが、相変わらず熱い職業漫画。漫画をいかに「売って」いくかという出版社の苦労と努力がわかる作品。SNSの話や電子書籍の話など、まさに出版界の「今」を切り取った漫画だと思う。
読了日:10月9日 著者:松田奈緒子



鋼鉄奇士シュヴァリオン 2 (ビームコミックス)鋼鉄奇士シュヴァリオン 2 (ビームコミックス)感想
悪を倒した後のヒーローをギャグ調で描くコメディマンガの2巻。2巻ではシリアス成分多めだがシリアスに振り切れない絶妙のバランス加減。2巻で終わるかなーと思ったら3巻に続くのね。
読了日:10月14日 著者:嵐田佐和子



ジゼル・アラン 4 (ビームコミックス)ジゼル・アラン 4 (ビームコミックス)感想
サーカス編。悩みながらもまっすぐな気持ちのジゼルが周囲を動かす様子は読んでいて気持ちが良い。そして少女なジゼルにニマニマする。次巻ではヘタレエリックとの再会。ジゼルは成長しているぞ、エリックよ、お前はどうだ?
読了日:10月14日 著者:笠井スイ



七つの大罪(5) (少年マガジンコミックス)七つの大罪(5) (少年マガジンコミックス)感想
天下一武闘会編に。ここまで思いっきり「少年漫画」してくれるとすがすがしくて気持ち良い。最近では珍しいスケベ主人公というのも懐か面白いです。そして敵の情報もわかり、神器二つ目も出てきてストーリーもぼちぼち進んできました。良いテンションです。
読了日:10月19日 著者:鈴木央



銀の匙 Silver Spoon 9 (少年サンデーコミックス)銀の匙 Silver Spoon 9 (少年サンデーコミックス)感想
ラスボス父親に精一杯の反撃をするの巻。自分一人ではくじけそうな状況でも、仲間を思ってふんばった八軒の成長にグッときます。八軒の思いが周りを巻き込んで動いていく姿もまたグッときますし、なによりおなかすいた。
読了日:10月19日 著者:荒川弘



ジョジョリオン 5 (ジャンプコミックス)ジョジョリオン 5 (ジャンプコミックス)感想
カツアゲロード、決着ゥゥゥッ!!の巻。常秀覚醒とか、「勝ったのはオレです」とか、ジョースター地蔵とか、ジョニィのその後とか、木に刻まれている「岸辺」「アーノルド」の文字とか、もはやなんというか「ごちそうさまでしたっ!たっぷりっ!」な巻でした。ひとつの「謎」を物語の軸に据えているだけに、他の巻と比べて早く終わりそうな懸念はあるが、巻を追うごとに個人的に好きな部ランキングで急上昇していっています。
読了日:10月19日 著者:荒木飛呂彦



零崎双識の人間試験(5) <完> (アフタヌーンKC)零崎双識の人間試験(5) <完> (アフタヌーンKC)感想
完結!漫画でイキイキと動く零崎一賊や戯言の彼ら彼女らを観るだけで満足なシリーズでした。このまま人間ノック以降も続けてほしいなぁ。
読了日:10月23日 著者:シオミヤイルカ



バガボンド(36) (モーニングKC)バガボンド(36) (モーニングKC)感想
全てを「剣」に例えていた武蔵が農への没入をきっかけに世界の「理」を体得しようとしている。そしてその「理」が一周まわって再び「剣」に戻ったとき、彼が後世に残る「剣豪」と呼ばれる根幹を会得しているのではないだろうか。回り道が最も近かったともいえる今回の戦い。春は、まだか。
読了日:10月23日 著者:井上雄彦



よんでますよ、アザゼルさん。(10) (イブニングKC)よんでますよ、アザゼルさん。(10) (イブニングKC)感想
いやあ、ゲスい。相変わらずのゲスさ。シモネタだけでなく、いわゆる「性格の悪さ」という意味でもゲスい、唯一無二のゲスマンガ。(褒めてます)
読了日:10月23日 著者:久保保久



少年ノート(6) (モーニングKC)少年ノート(6) (モーニングKC)感想
ポポの成長、歌うことの喜び、そしてなんのために歌うのかという「歌う人」であれば自身と重ね熱いものが涙腺から出ざるを得ない展開。そしてそれらをすべて飲み込む最後数ページ。うわあああ。これでこの巻終わりぃぃぃ!?生殺しすぎる・・・
読了日:10月23日 著者:鎌谷悠希



ホクサイと飯 (単行本コミックス)ホクサイと飯 (単行本コミックス)感想
『出落ちガール』が気に入ったので作者買いで手に取ったが、なるほどこういう手法もあったか。女漫画家がただただゴハンを作って食べるだけなのだが、フィクション・エンタメの漫画技法(演出、コマ割など)で描くとまた新鮮に感じる。いわゆる「ゴハン漫画」の系列に並べると違和感バリバリだが、これはこれで面白い。そしてなにより、読んでておなかがすくのは良いゴハン漫画である!おなかすいた。
読了日:10月23日 著者:鈴木小波



生徒会役員共(9) (少年マガジンコミックス)生徒会役員共(9) (少年マガジンコミックス)感想
よくネタが尽きないよなぁ。感心の一言。シモネタだけでなく、ラブコメネタも混ぜるのでクドさがないのもよいです。
読了日:10月24日 著者:氏家卜全



鴨の水かき 1巻 (ビームコミックス)鴨の水かき 1巻 (ビームコミックス)感想
小さなデザイン事務所を舞台とした、お仕事マンガ。キャッチーな絵柄ではないけど、逆に人間くささがあふれてて良いと思う。デザイン事務所というあまり知らない世界のお話だが、「仕事」という視点からみると自身の仕事の考え方にも通じるところがあり、笑いながらも背筋が伸びた。
読了日:10月25日 著者:空木哲生


10月はやはりジョジョリオン。ウルジャンを読みたい気持ちをぐっとこらえ、単行本でジョジョを満喫しています。
新刊としては『ホクサイと飯』『鴨の水かき』が面白かったです。
あと2か月、2013年ベスト10に滑り込むというより殴り込むマンガが出てきてほしいですね。