2014年POGフジモリ指名馬

2013年POG大大大反省会
 2013年のPOGは勝ち上がりこそ多かったものの重賞を勝ちきれないもどかしい結果となりました。
 その反省をふまえ、今年のPOGはいわゆる「速攻系」を捨て、重量打線で構成するというなんともなりふりかまわないリストとなりました。
 というわけで大変遅くなりましたが、2013年のフジモリのPOG馬のご紹介です。
 ちなみに今年も参考にしたのは、「茶本」こと『競馬王のPOG本』。さらに速報としてデイリー、東スポ、ニッカンのPOG特集紙も買って研究しました。
<牡馬編>
1位指名:ベルキャニオン(父ディープインパクト×母クロウキャニオン)
 今年の弥生賞カミノタサハラの全弟。
 最近のPOGは良い母馬からは安定して良い仔が出るという流れになっており、この馬も非常に評判がよいです。
 厩舎も、最近ノっている関東の堀厩舎。そろそろクラシック馬を排出しても良い頃かなと思い、1位指名にしました。
2位指名:ゼウスバローズ(父ディープインパクト×母ラヴアンドバブルズ)
 一昨年指名しましたディープブリランテの全弟。この一族もコンスタントに走る馬を出しています。また、厩舎は馬房制限の関係で来年の1歳の受け入れができなくなった角居厩舎。だからこそ、今年の2歳馬にかける思いはひとしおだと思います。厩舎へのエールを込めて2位指名。
3位指名:ラングレー(父ディープインパクト×母ラヴズオンリーミー)
 個人的に矢作厩舎は好きな厩舎の一つです。そのなかでも一押しの一頭と言うことで、「作家買い」ならぬ「厩舎買い」。昨年のネオウィズダムも残念な結果とはいえ2勝してますし、また最近トレンドの「ディープインパクト×母父ストームキャット」ということもあり、まず大外れはないと信じます。
4位指名:トーセンスターダム(父ディープインパクト×母アドマイヤキラメキ)
 POGの世界ではこういう高額馬(2億4千万)はあまり人気がないのですが、未勝利ながら期待された良血であるミライエの全弟ということもあり指名しました。フジモリ的に、「期待されながらイマイチの成績だった良血馬の弟妹は走る」の法則があり(ディープブリランテはその法則で指名できました)、この馬もそこそこ走るとき対して指名。良い馬ならクラシックに必ず乗せてくる池江厩舎というところも信頼感upです。
5位指名:ゲットアテープ(父ディープインパクト×母オイスターチケット
 最後は、個人的趣味でこの一族を。
 最近はパッとしませんが、ブラックシェルシェルズレイを近親に持つこの血統、そろそろ大物輩出を期待。
 すでにゲート試験を終えたそうで、以外と早く使い出すかも。
牝馬編>
1位指名:ハープスター(父ディープインパクト×母ヒストリックスター
 先ほどの「期待されながらイマイチの成績だった良血馬の弟妹は走る」の法則そのものである、名牝ベガの孫。兄ピュアソウルは体質が弱かったもののそれでも素質で2勝をあげました。兄より馬格がよいといわれるこの馬に期待が高まります。とにかく無事に、「ベガ」の血を受け継いでいってほしいと願い1位指名に。
 そして先日の新馬戦では荒削りながらも 素質と将来性を感じさせる堂々の勝利。期待が高まる一頭です。
2位指名:サトノエカテリーナ(父ディープインパクト×母ロンドンブリッジ)
 この一頭は完全に趣味です。お母さん(ロンドンブリッジ)は現役時代応援していました好きな一頭です。最近は産駒もぱっとしませんが、ディープ産駒は母の血統に短距離系が入った方が相性が良さそうですので思い切って2位指名してみました。
3位指名:オーマイベイビー(父ディープインパクト×母オールザウェイベイビー)
 すみません、まったく懲りてません。(笑)
 素質はあるのに様々な事情で不本意の成績だった兄姉を越えてほしいとリベンジ指名。しかしながら気性の関係で再度放牧になったとのこと。温かい目で見守ります。
4位指名:ナイトジャスミン(父ディープインパクト×母ウィンターコスモス)
 金子×ディープ×キンカメのこの馬。デニムアンドルビーで一躍注目を浴びた「ディープ×母父キンカメ」。もうそんな時代になったのかぁと時の流れを感じる一方で、これからトレンドになりそうなこの血統を青田買い。情報は少ないですが、堅実に走ってくれることでしょう。
5位指名:スヴァラッシー(父ディープインパクト×母ベユーズラッシー)
 最後はベユーズラッシーの仔で「スヴァラッシー」との名前。小田切さんかと思ったら違うみたいです(笑)。
 矢作厩舎から1頭牝馬を指名したかったので、この馬をチョイス。小柄でまだまだ育成途中とのことですが、のんびりと待つことにします。



 お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、恥ずかしながら結果としてオール「ディープインパクト産駒」になってしまいました。
 今年クラシック戦線、たとえば桜花賞では出走したディープ産駒2頭でワンツー、またダービーはキズナと、クラシックを見据えた場合やはりディープインパクト産駒を外すことはできません。昔の「サンデーサイレンス旋風再び」な感じもしますが、今年はあえて王道で勝負したいと思います。
 すべての馬がクラシックを狙える重量打線。三振か、ホームランかというチョイスですので来年の反省会が怖いですが(笑)、ともあれ選んだ10頭を温かく見守りながら、結果に一喜一憂したいと思います。
 ウイナーズサークルで、待ってる(恒例の締め言葉)
競馬王のPOG本 2013-2014 (白夜ムック)

競馬王のPOG本 2013-2014 (白夜ムック)