ライトノベル作家が日本推理作家協会に入会してた。
久しぶりに日本推理作家協会のページを覗いてみましたら、2010年7月の協会報の新入会員紹介の欄に杉井光*1や川口士*2や支倉凍砂*3や榊一郎*4といった名前があって少し驚いたり*5。
もっとも、ライトノベル作家の推理作家協会入会は何も今に始まった話ではなくて、たとえば昨年入会した城崎火也*6は、すっかり囲碁にはまってるのですけどね(笑)。とはいえ、こんなに一度にライトノベル作家が入会するというのも珍しくて、何かあったのかなぁと思ったり。
ライトノベル作家がライトノベルレーベル以外から作品を発表することを越境といったりすることもありますが、そうした現象に興味がある方は日本推理作家協会の名簿を確認してみるといろいろと面白いかもしれません。
私としては一ミステリ読みとして、ライトノベル作家が日本推理作家協会に入会することがキッカケになって、その作家が面白いミステリを書いたりいろんなミステリが書かれるようになったりミステリ読者の裾野が広がったりとかを単純に期待するだけですけどね。
*1:代表作『神様のメモ帳』『さよならピアノソナタ』など。
*4:代表作『スクラップド・プリンセス』『ストレイ・ジャケット』など。
*5:淺沼広って名前もあるのですが、これって淺沼広太の誤植じゃないのかしら?もっとも、いずれにしても現時点では会員名簿に載ってないのでよく分かりませんが(苦笑)。
*6:代表作『ドラゴンクライシス!』『渚フォルテッシモ』など。