号外さんちゃ0246号

 黄金の羊毛亭さんの書評が更新されてますー。ネタバレせずに語るのが難しいのですが(笑)、最近の興味的にはやはり『神のロジック 人間のマジック』で語られてることが気になります(同じことを三人称でやってる作品があるけどそっちは微妙だなぁ、とか)。あとは、『『クロック城』殺人事件』ですね。この作品はSFミステリ(←こう紹介すると語弊があるわけですが)としてはやはり相当浮いてます。最近刊行された『北村薫のミステリびっくり箱』内の将棋(詰め将棋)の例えでいうところの駒余りがあるのですが、一方で詰上がりの形の見事さを評価する向きもあるでしょう。ただ、その場合に何をもって「詰上がり」というものを評価するか、というのが問題となるでしょう。
【参考】http://blog.taipeimonochrome.ddo.jp/wp/markyu/index.php?p=1443
 普段こんなことを考えながら書評で書くネタを蓄えたりしております(笑)。
 あと、これは完全に私信の御礼ですが、病み上がりにもかかわらず、http://www.usamimi.info/~ryouchi/bookreview/index.phpに当サイトの書評を多数登録していただきありがとうございますです(ペコリ)。